35歳サラリーマン
兼業FXトレーダーのヒョウゴです。
2020年11月9 日(月)~13 日(金)
ユーロ/米ドル、米ドル/円のチャートを振り返ります。
FXチャート分析(ユーロ/米ドル)
1時間足チャート テクニカル表示設定>
25EMA(緑)
100EMA(紫)=4時間足の25EMA
<5分足チャート テクニカル表示設定>
25EMA(黄)
300EMA(緑)=1時間足の25EMA
※茶色水平線は、先週足の高値/安値
※白色水平線は、意識されている節目
11月9日(月)
<1時間足チャート>
先週足の高値で白枠ボックスを形成して下落。
上昇トレンドです。
<5分足チャート>
ボックスパターンを形成。上部にダマシの高値と思えるブレイク箇所があります。
でも、自分のトレード手法で「ダマシの認定」は
ダマシの前後で白枠パターンラインを試していること
が条件なので、この場合は「ダマシの高値」だとは認定できません。
ダマシの高値(と考える部分)を付けた後に、ボックス上部のラインを試していないから。
「ダマシの高値はない」と考えているので、エントリーにはブレイク後の試しを待つ必要があります。
ボブ・ボルマンのパターンブレイクプルバックの形。
しかし、ブレイク後に急落したのでエントリーできずに見送りです。
11月10日(火)
<1時間足チャート>
1時間足の上昇トレンド、最後の押し安値のあたりでボックスパターンを形成しています。
この時点では、まだ上昇トレンド継続で見ます。
<5分足チャート>
ボックスパターンを形成しました。
しかしトレードの根拠となるセットアップ完成には至ってません。
ボックス下部を「スッと」抜けていったので、ここもトレードは見送ります。
11月11日(水)
<1時間足チャート>
1時間足の最後の押し安値をブレイク。先週形成した、上昇トレンドが崩れました。
<5分足チャート>
1時間足の押し安値をブレイクした箇所で少し揉み合っているように見えますが、トレードのセットアップがないので、様子見です。
11月12日(木)
<1時間足チャート>
1時間足の上昇トレンドが崩れて、下降トレンドが完成しました。
直近では売りが強そうに見えますが、先週の長い上昇波スイングに対するプルバックとしても見えます。(半値押しぐらい)
<5分足チャート>
トレードの手順は
①パターン認識
②セットアップとしての完成度を判断
③エントリー
そもそもボックスパターンを認識できないのであればトレードはできないので、ひたすら様子見です。
11月13日(金)
<1時間足チャート>
1時間足で下降トレンドを形成しましたが、最後の戻り高値まで試してきました。
先週の上昇スイングに対して、押し目買いが入っているように見えてきました。
長期的な目線ではエントリーすることはないので、決済プランに用いるようにしています。
買ったとしても、先週足の高値で決済。
売ったとしても、下降波の反転(上昇波の半値付近)で決済。
<5分足チャート>
5分足で見るとローソク足の重なりが多く、ずるずる上昇しています。
ボックスパターンも認識できないので、様子見です。
FXチャート分析(米ドル/円)
テクニカル表示設定は、ユーロ/米ドルと同じです。
11月9日(月)
<1時間足チャート>
強烈な上昇でV字回復。
強い上昇波なので、押し目買いが入ることが考えられるが、先週足の高値付近なので売りも入ってきやすい。
買ったとしても、揉み合うようなら早めに逃げた方がいい。
売ったとしても、押し目買い候補となる節目はないが、半値付近とかから押し目買いが入ってくるかも。(明確な目標値なしで、利が乗れば決済)
<5分足チャート>
急上昇。パターンの認識ができないので様子見。
11月10日(火)
<1時間足チャート>
上昇からの押しが入った後、ハラミの中を浮動。
ハラミの中間地点でのトレードは避ける。
<5分足チャート>
ハラミの上限(青ライン)と下限(赤ライン)の間で浮動。
中間地点でのトレードは避けることを念頭に様子見。
11月11日(水)
<1時間足チャート>
ハラミの上部でボックスパターンを形成。
ハラミの上部付近なので
①上限からの売り
②上限ブレイクの買い
の2パターンで検討します。
<5分足チャート>
1時間足のハラミ上限で作ったボックスパターン(白枠)。
パターンの上部にダマシの高値があります。
ダマシの高値の前後で、パターンラインを試している。
ボックス下部で揉み合った後のブレイクアウトでショートエントリーを予定。
11月12日(木)
<1時間足チャート>
1時間足のハラミ上限(青線)付近で形成したボックスパターンから下落しましたが、ハラミ中間からの押し目買いもあり、再びハラミの中を浮動しています。
<5分足チャート>
ダマシの高値があるので、ボックス下部で揉み合った後のブレイクアウトでトレードを考えていましたが、実際にパターンをブレイクした箇所は、揉み合うことなく「スッと」抜けています。
エントリー条件に見合わないので、トレードは見送りです。
ブレイク前に25EMA(黄)を上回っていたり、売り圧力が支配しきれていないようにも見えました。
11月13日(金)
<1時間足チャート>
今度は、1時間足のハラミ下限でボックスパターンを形成しました。
トレードプランは
①ハラミ下限からの買い
②ハラミ下限ブレイクの売り
の2通りです。
<5分足チャート>
ハラミ下限で形成したボックスパターン。
ボックス上部にダマシの高値があるので、揉み合った後のブレイクアウトでエントリーします。
金曜日の週末なので、利益が乗ったところで決済し終了。
エントリーを見送り続けて、ようやくトレードできました。
【FX5分足トレード手法まとめ】
・「エントリー条件」と「エントリーしない条件」を作る。
※自分が負けたトレードから、負けるパターンを集めて、エントリーしない条件にする。
・エントリーを見送ることができれば勝率アップ。