35歳サラリーマン
兼業FXトレーダーのヒョウゴです。
2020年12 月7日(月)~11日(金)
ユーロ/米ドル、米ドル/円のチャートを振り返ります。
FX週間チャート分析(ユーロ/米ドル)
1時間足チャート テクニカル表示設定>
25EMA(緑)
100EMA(紫)=4時間足の25EMA
<5分足チャート テクニカル表示設定>
25EMA(黄)
300EMA(緑)=1時間足の25EMA
※茶色水平線は、先週足の高値/安値
12月7日(月)
<1時間足チャート>
1時間足で上昇トレンドが確認できます。
高値の更新。安値の切り上げ。
赤ラインが、上昇トレンドの最後の押し安値です。
最後の押し安値をブレイクしましたが、高値も更新しているので、トレンドがない状態だと考えます。
<5分足チャート>
赤ラインをブレイクするまでは、1時間足で上昇トレンドです。
赤ラインの攻防に注目。
赤ラインのブレイクをダマシだと考え、「カウンタ-ブレイク」を狙いましたが、初期損切りが大き過ぎる(20pips以上)のでエントリーは見送りです。
また、5分足の300EMA(1時間足の25EMA)である緑ラインを下回っていたことも見送った理由です。
12月8日(火)
<1時間足チャート>
トレンドがない相場が継続しています。
上昇トレンドの最後の押し安値をブレイクした後、ハラミの中を推移しています。
自分のトレード手法はトレンドフォローなので、1時間足でトレンド認定できるまでは様子見します。
<5分足チャート>
セットアップなし。
12月9日(水)
<1時間足チャート>
安値を更新し、高値を切り下げているので、下降トレンド認定。
1時間足の100EMAも下回っているので、売りトレードのエントリーを狙います。
<5分足チャート>
1時間足で下降トレンドが認識できましたが、5分足で売りセットアップはありません。
1時間足トレンドフォローの極意は「1時間足がトレンド相場の時だけ、5分足でエントリーする」ことです。
FXで勝つコツは余計なことをしない。
当たり前のことをやり続けることだと思っています。
12月10日(木)
<1時間足チャート>
安値を更新しましたが、再び高値も更新。
下降トレンドの最後の戻り高値がブレイクされているので、下降トレンドは終了です。
再び、1時間足でトレンドが発生するのを待ちます。
<5分足チャート>
下降トレンド中に売りセットアップなし。様子見。
12月11日(金)
<1時間足チャート>
高値を更新して、安値切り上げ。
1時間足で上昇トレンドが完成しました。
しかし、もっと大きな時間軸で見ると、先週足高値付近でダブルトップを形成しているように見えます。
自分のトレードする基準では買い狙いですが、売り勢力は大きな時間軸でMトップが見えていると考えておくことが大事です。
「1時間足が上昇トレンドだから絶対上がるはず」という想定は危険です。
<5分足チャート>
上昇トレンドでボックスパターンを形成するように見えましたが、パターンが完成することなく時間切れで終了です。
FX週間チャート分析(米ドル/円)
テクニカル表示設定は、ユーロ/米ドルと同じです。
12月7日(月)
<1時間足チャート>
1時間足チャートを見たら、必ず1時間足の波が認識できるわけではありません。
1時間足チャートでも、見る人によって、見える波のサイズは違いがあります。
チャート右端を細かく見れば、安値切上げの高値更新で上昇トレンド中に見えます。
でも、チャート中央のダブルトップが見えていると、下降トレンドの戻しが入っているところだと認識できます。
どちらの見方が正しいのか?よりも、自分の中に一貫性を持つことが大事だと思います。
<5分足チャート>
1時間足の25EMA(緑)を挟んで上下に浮動。
セットアップはありません。
12月8日(火)
<1時間足チャート>
昨日と同じような状況です。
短期的には上昇トレンドに見え、長期的には下降トレンドの戻し中に見えます。
<5分足チャート>
全体的にローソク足の重なりが多く、トレードに適していない状態だと考えます。
12月9日(水)
<1時間足チャート>
ずるずる上昇が継続しています。
上昇トレンドに見えても、下降波の半値戻し付近なので、一気に上昇するのは難しそうです。
<5分足チャート>
セットアップなく、様子見で終了。
12月10日(木)
<1時間足チャート>
1時間足の100EMA(紫)を上回ったので、買い手優勢、上昇トレンドとして認識。
気になるのはチャート中央にある大きなダブルトップです。
<5分足チャート>
1時間足が上昇トレンドで、5分足に「カウンターブレイク」のセットアップが完成しました。
「大きなW」に「小さなN」が潰された場所。ブレイク前の揉み合いもあるのでトレードに適しています。
決済は、1時間足チャート中央のダブルトップの強い下落が始まったゾーンです。
1時間足チャートに青枠で表示している箇所から強い下落が始まっているので、ここからの戻り売りを警戒して決済しました。
12月11日(金)
<1時間足チャート>
昨日の上昇が終了。
安値を更新し、高値を切り下げて、下降トレンドが完成しています。
<5分足チャート>
1時間足が下降トレンドなので、売りトレードを狙っていましたが、セットアップはなく様子見で終了です。
トレンドフォローのエントリーの極意
今週ドル円のトレードに使ったカウンターブレイク手法ですが、他通貨ペアでも同様のパターンがありました。
↓カウンターブレイク手法のやり方については、下記の記事に記載しています。
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FX5分足トレード手法『カウンターブレイク』のやり方
35歳サラリーマン 兼業FXトレーダーのヒョウゴです。 今回は、新トレード手法『カウンターブレイク』を使ったトレードを紹介します。 この手法には2通りのエントリーがあります。 ①パターン ...
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でも一番大事なことは、トレンドが出ている時だけトレードすることです。
トレンドの途中にできたレンジ
<1時間足チャート>
左側から順調に落ちてきています。
綺麗な下降トレンドです。トレードは分かりやすい場面だけで戦うこと。
黄色矢印の地点で売りトレードを仕掛けました。
矢印の場所ではレンジ相場に見えるかもしれませんが、トレンド途中にレンジを形成することもあります。
その場合は、トレンド継続中と考えて、トレンドの進行方向に仕掛けるセットアップのみ採用します。
<5分足チャート>
カウンターブレイクの売りセットアップ。
「大きなM」に「小さなN」が潰されています。
黄色矢印(下)で決済しています。
これは長期的な節目である先週足の安値付近では、一旦買い戻しが入ることが多いため、ブレイク後の反発を見て決済しています。
トレンド継続の判断材料は?
<1時間足チャート>
トレンド継続の判断材料に使うのは、移動平均線ではなく、ローソク足のプライスアクションです。
上昇トレンドなら、最後に高値を更新した押し安値
下降トレンドなら、最後の安値を更新した戻り高値
これらが崩されてるまではトレンドが継続中と判断します。
※ブレイク=トレンド転換ではない。
<5分足チャート>
1時間足が上昇トレンドなので、5分足で上昇セットアップを確認してエントリーします。
【FX5分足トレード手法まとめ】
・1時間足がトレンド相場の時だけ、5分足で継続方向のセットアップを確認してトレードする。