36歳サラリーマン
兼業FXトレーダーのヒョウゴです。
2021年5月10日(月)~14日(金)
ユーロ/米ドル・米ドル/円のチャート中心に、今週のトレードを振り返ります。
FX週間チャート分析(ユーロ/米ドル)
<5分足チャート テクニカル表示設定>
200EMA(緑)
<1時間足チャート テクニカル表示設定>
200EMA(緑)
<4時間足チャート テクニカル表示設定>
200EMA(緑)
※茶色水平線は、先週足の高値/安値です。
プライスアクションにもとづく環境認識に集中するために、移動平均線は200EMAだけ表示するようにしました。
5月10日(月)
<4時間足チャート>
先週足の高値付近であり、日足の戻り売りゾーンです。
1時間足のはらみ足セットアップを形成しましたが、環境認識を根拠にトレードするならば、上位足の抵抗がある時点でここでの買いトレードはなしです。
<1時間足チャート>
前回記事の理由にて、はらみ足手法は一旦停止します。
5月11日(火)
<4時間足(日足)チャート>
日足チャートを見ると、下降のN字波形(青)が形成されているのが分かります。
環境認識を根拠にトレードする。
トレードの基本は、押し目買いと戻り売りです。
N字波形の根元(最後の押し安値)まで戻してきているので、下位足でエントリー(売り)のタイミングを図ります。
<5分足チャート>
記載していませんが1時間足のダブルトップの右の山でエントリーしています。
5分足の小さなMトップ。
ネックラインをブレイクした後に、高値試しで高値が更新できないと思ったところでショートエントリーしました。
5月12日(水)
<1時間足チャート>
1時間足は上昇トレンドを形成していますが、上位足は売りゾーンでした。
1時間足のネックラインブレイクを狙ったトレードでしたが・・・。
<5分足チャート>
1時間足のネックラインブレイクを求めたトレードでしたが、いざ含み益が出ると
「もう十分じゃないか?」
「1時間足は上昇トレンドだから、押し目買いが入ってくるかも」
という考えから決済してしまいました。
1時間足の押し目買いが入るにしても、短期足(5分足)の反転サインが出るまでは保有しないと、一貫したトレードはできそうにありません。
損益比率の面から考えると、平均利益が40pips以上とれているなら、平均損切り20pips以下で損益比率2.0が達成できます。
損益比率2を超えるなら、たとえ勝率が33%でもプラスマイナスゼロです。
当面は40pips以上の利確になるなら、決済理由はなんでもいい。
5月13日(木)
<4時間足チャート>
先週足の高値ラインは、日足レベルの戻り売りゾーンです。
対して4時間足では強い上昇波が確認できます。
先週足の高値ラインからはだいぶ下降(半値押し)しているので、4時間足レベルの押し目買いを検討。
<1時間足チャート>
赤枠のゾーンで押し目買いを検討。
5分足の波の反転で、買いエントリーできるポイント形成を待ちます。
5月14日(金)
<1時間足チャート>
4時間足の押し目買いが入ったのですが、トレードはできませんでした。
<5分足チャート>
赤枠で買いエントリーできる場所を探していましたが、エントリーできませんでした。
今まで「明確なトレードサイン」を軸にトレードしてきたので、「それらしい形」が現れないとエントリーできません。
できないことが全て悪いわけではありませんが、自分が環境認識でトレードすると決めた以上は、このゾーンで買うタイミングを図る「新しい術」を持つ必要があるのではないか?
FX週間チャート分析(米ドル/円)
テクニカル表示設定は、ユーロ/米ドルと同じです。
今は、200EMAだけを表示しています。
5月10日(月)
<1時間足チャート>
はらみ足手法でも環境認識が必要だと気づいたのですが、1時間足のはらみ足手法を使う限り、環境認識を軸にしたトレードができないと思いました。
「勝てた要因」「負けた要因」これらに一貫した説明ができない限り、安心してトレードできません。
自分で説明できないことは、信用できません。
自分のトレード技術を信用できないということは、トレーダーとしての自分が成り立たなくなります。
<1時間足チャート 拡大>
波の半値付近は上下に浮動しやすい。
このあたりはレンジになりやすいので、むやみにトレンドフォローを狙うよりも、レンジ形成を待ってレンジの内張りをするほうが良さそうです。
5月11日(火)
<1時間足チャート>
昨日レンジ形成を待っていた波の半値から下落。
1時間足の押し目買いゾーン(赤水平線)で、ダブルボトムを形成しました。
<5分足チャート>
5分足の下降波、最後の戻り高値をブレイクした後の安値試し。
安値を切り上げしそうな黄色〇あたりで、ロングエントリーできそうです。
※ユーロ/米ドルでトレードしていたので見送り。
5月12日(水)
<4時間足チャート>
先週足の高値ラインに到達。
※上図の茶色線(上)が先週足高値。茶色線(下)が先週足安値です。
ここからは戻り売りが入りそうです。
<1時間足チャート>
1時間足で強い上昇波が確認できます。
上位足の抵抗を受けて一旦下落するかもしれませんが、1時間足の上昇波半値付近では押し目買いも狙えそうです。
5月13日(木)
<4時間足チャート>
4時間足チャートでは、天井からの売りのN波(青線)が確認できます。
4時間足レベルの戻り売りが入るゾーンで、トレードしました。
<1時間足チャート>
上位足の売りゾーンですが、1時間足は上昇トレンドを形成しています。
押し目買いに警戒しつつ、黄色矢印間で売りトレード。
<5分足チャート>
4時間足レベルの戻り売り。
エントリー前、ダブルトップの右山が小さなダブルトップになっています。
1時間足は上昇トレンドですが、高値を更新できないと判断して売りエントリー。
1時間足の上昇波半値付近まで下がることを期待しましたが、エントリー後に二回ネックラインを抜けなかったので決済しました。
根拠のある決済なので、今回のトレードには納得です。
5月14日(金)
<4時間足チャート>
4時間足の下降N波、1時間足の上昇N波が重なっています。
どちらの波に乗るにせよ、基本は押し目買いと戻り売り。
押してきたら買う
戻ってきたら売る
を徹底します。
<5分足チャート>
来週のプランは
天井圏まで戻せば、4時間足の戻り売り。
1時間足の半値付近や、上昇起点まで押してきたら、1時間足の押し目買い。
最適なエントリータイミングとは?
今の自分の知識では
上位足の押し目買い・戻り売りのエントリータイミングを図るには
下位足(5分足)の、最後の押し安値・戻り高値をブレイクした後の試しを待つ
下位足(5分足)の、ネックラインブレイク後の試しを待つ
この2つが最適なタイミングを図るものだと考えています。
でも環境認識を根拠にトレードしていくなら、エントリータイミングの最適化は、それほど重要ではないというか
タイミングの最適化を図ろうとしたら、エントリーできなくなって、機会損失のほうが多いのではないかと思います。
そう考える理由として、5月14日の「ポンド/米ドル」と「豪ドル/米ドル」のチャートを紹介します。
最適を求めるとエントリーできない
5月14日(金)
ポンド/米ドル
<4時間足チャート>
黄色〇あたりでの押し目買いを検討したシーンです。
<1時間足チャート>
1時間足レベルの押し目買いが入るのは、赤枠ゾーンあたりだと考えていました。
<5分足チャート>
Wを認識することはできますが
僕が求めている「ネックブレイク後の試し」も「最後の戻り高値ブレイク後の試し」もありません。
「このゾーンで押し目買いをしよう」と考えていたのですが、最適なタイミングを求めるあまり、エントリーできなくなってしまいました。
5月14日(金)
豪ドル/米ドル
<4時間足チャート>
赤い上昇N波の押し目買いを、黄色〇で狙っていました。
<1時間足チャート>
波が反転するのには、時間がかかります。
ラインに接した瞬間に反転するわけではありません。でもどこで入ったらいいのか?
<5分足チャート>
これも先程のポンド同様に、僕が求めるエントリーパターンは出現しませんでした。
そもそも、僕が求めるエントリーパターンを根拠にトレードしても勝てていないので、それが出来上がるのを待つべきなのか?
環境認識を根拠にしていれば、エントリータイミングは最高のポイントでなくても、それなりにいいと思えるゾーンでいいのではないだろうか?
答えは検証して、自分で出すしかない。