36歳サラリーマン
兼業FXトレーダーのヒョウゴです。
2021年6月14日~18日のチャートを振り返ります。
週間FXチャート分析(ユーロ/米ドル)
チャートの茶色水平線は、先週足の高値と安値。
チャートの垂直な白点線は、日本時間の朝6時を示しています。
先週までの値動き
<4時間足チャート>
長期的な上昇トレンドと、短期的な下降トレンドがぶつかっています。
直近は下降トレンドなので、戻り売りを狙います。
しかし、長期上昇トレンドの押し目買いに警戒が必要。
ここから安値を更新して下落すると、長期上昇トレンドの押し目買いゾーンに突入することになります。
押し目買いを狙うとしても、波の反転には時間がかかるので、足場を作るのを待ちます。
6月14日(月)の値動き
<4時間足チャート>
売り勢力の最終防衛ラインが、青線。
買い勢力の最終防衛ラインが、赤線。
「押し目買い」と「戻り売り」が基本戦略なので、青線・赤線へ引きつけるのを待ちます。
新たにW・M(足場)を形成するようなら、そこからトレンドフォローを入れます。
<1時間足チャート>
1時間足チャートで見ると、先週末の強い下落が認識できます。
まずは、この下降波の戻り売りを狙います。
(目標値は、先週足安値あたり)
<5分足チャート>
戻り売りが第一候補なので、5分足の上昇波の反転狙いです。
6月15日(火)の値動き
<1時間足チャート>
黄色矢印で売りエントリーしました。
強い下降波の戻り売りです。
<5分足チャート>
5分足の上昇波の反転を狙っていました。
まず、白〇の箇所。長い上ヒゲ陰線で抵抗が確認できます。チャート左の高値と同じ価格帯で、ダブルトップを形成。
直後にブレイクアウトしました。
これがダマシのブレイクになるのでは?と考えました。
このまま上昇していくなら、また次の上昇波反転チャンスを待つだけです。
上昇ブレイクした後、ブレイク起点まで下落。
ここで揉み合ってクラスターを形成しました。クラスターブレイクで売りエントリー。
クラスターをブレイクしたことで、最初のブレイクアウトが失敗したことを確認。
6月16日(水)の値動き
<1時間足チャート>
強い急落はFOMCによるものだと考えられます。
僕としては、テクニカルトレードをするうえで、すべての事象は織り込み済みである。
指標(ニュース)によって、テクニカルトレードの方針(注文)を変えるべきではない。
<5分足チャート>
先週足の安値で決済。
もう何度も繰り返したことですが、目標値に到達で決済はやめます。
今回は決済の指値注文を入れていましたが、損切り方向の注文だけにします。
トレードで継続的に勝っていくためには
「利確回数」ではなく「利確値幅」を求めていかなければならない。
頭で分かった気になっているが、できていない。
今は、「平均利確値幅=平均損切り値幅」になっているので、勝率が崩れると、自分のトレードが崩壊してしまう。
利確値幅を伸ばすことを追求するトレードに切り替える必要がある。
値幅を伸ばすことを追求するあまり、反転損切りになることもあるかもしれないが、それはそれで記録をとったうえで、判断していきます。
6月18日(金)の値動き
<1時間足チャート>
FOMCによる強い下落があり、しばらく様子見することにしていました。
急落の後なので、基本的には戻り売りを狙います。
しかし、下降波の先端だと調整の戻しだけで損切になりかねないので、足場を作るまでは安易に仕掛けられません。
<5分足チャート>
上昇波の反転(ブレイク後の試し)や、上昇の失敗(ダマシのブレイク)、を待っていました。
自分の得意の形ができなかったので、様子見で終了です。
週間FXチャート分析(米ドル/円)
チャート内の描写(垂直点線、茶色水平線)は、ユーロ/米ドルと同じです。
先週までの値動き
<4時間足チャート>
「赤N字波形の上昇」と「青線が示す高値切り下げ」が、ぶつかっています。
先週末は上昇波と下降波がぶつかって小さなレンジを形成しているように見えます。
まずはレンジ内の内張りトレード。
レンジの高値で売り、レンジの安値で買う戦略。
このレンジをブレイクした後は
切り下げた高値に近づけば戻り売り。
赤N字波形を基準に押し目買いを狙います。
6月14日(月)の値動き
<4時間足チャート>
先週末に形成した小さなレンジを上にブレイクしました。
切り下げた高値に近づいたので戻り売りが狙えます。
レンジブレイク後の上昇で押し目買いを狙う場合には、目標値までの値幅に気を付けます。
目標値まで20pips未満になるようならトレードを見送ります。
<1時間足チャート>
当初はレンジの内張り戦略のみでしたが、レンジブレイク後の反転も検討すべきでした。
黄色〇では、ダブルトップからの下落が失敗したことによる、押し目買いが狙えそうです。
「切り下げた高値」だけを見て、「切り上げている安値」が見えなくなっていました。
<5分足チャート>
相場では常に「買い手」と「売り手」がぶつかっている。
どちらか一方だけになることはない。
そう考えると「売り」が失敗したところでの「買い」は、有効な戦略だと思えます。
ここはレンジをブレイクした後であり、今までの「抵抗」が「支持」に変わるポイントでした。
だから、「売り」が失敗した後に「買い」が狙えただろうと考えられます。
6月15日(火)の値動き
<1時間足チャート>
昨日からの上昇が一服し、横横に揉み合いました。
切り下げた高値に近づいているので、安易に買いは狙いにくいです。
もみ合い含めて、1時間足でダブルトップを作るようであれば、5分足で戻り売りを狙います。
<5分足チャート>
ローソク足の重なりが多い状態。ここではできることはなさそうです。
6月16日(水)の値動き
<1時間足チャート>
トレードプランは、ダブルトップからの戻り売りでしたが、FOMCで急上昇していきました。
<5分足チャート>
「ダブルトップからの下落」以外は狙いにくい状況だったので、様子見で終了。
6月18日(金)の値動き
<1時間足チャート>
FOMCの急上昇後、トレードプランは第一に押し目買い。
第二で戻り売り(売っても赤水平線まで)でした。
<5分足チャート>
強い上昇の後なので、押し目買いが最優先です。
青水平線から戻り売りが入るかもと考えていましたが、今のところ下落していません。
来週に安値を切り上げていくようであれば、5分足の下降波の反転で押し目買いを狙っていきます。
チャートは全てを織り込んでいるか?
6月16日(水)
ポンド/米ドル
<4時間足チャート>
長期的な上昇トレンドからレンジを形成しています。
<1時間足チャート>
黄色〇からの強い下落が、長く続いたレンジをブレイクしました。
青い下降波の戻り売りが入ったと考えられます。
<5分足チャート>
下がった要因はFOMCの結果なのかもしれませんが、テクニカル的に見ても、上昇波の反転が確認できます。
ネックブレイク後の高値試しで反転しています。
(ブレイク起点をちゃんと試している)
真実は分かりませんが
僕には、チャートがすべてを織り込んでいるように見えます。