36歳サラリーマン
兼業FXトレーダーのヒョウゴです。
2021年6月21日(月)~25日(金)のチャートを振り返ります。
週間FXチャート分析(ユーロ/米ドル)
茶色水平線は、先週足の高値と安値。
垂直な白点線は、日本時間の朝6時に引いています。
先週までの値動き
<4時間足チャート>
週末に急落しています。
長期的に見ると、大きな上昇波のはらみの中です。
短期的な目線では戻り売り一択ですが、長期的な目線では、ダブルボトムを形成するようなら、押し目買いも狙えそうです。
<1時間足チャート>
短期的な戻り売りを狙うなら、白点線あたりに引きつけてからのほうが良さそうです。
6月21日(月)の値動き
<4時間足チャート>
先週までの下落から、少し反発しました。
大局的に見ると、まだ同じ状況です。
<1時間足チャート>
短期的な強い下落の戻り売りを狙っています。
最後の戻り高値に引きつけたので、ここからのプライスアクションを見て、エントリータイミングを図ります。
6月22日(火)の値動き
<1時間足チャート>
戻り売りを狙っていましたが、逆三尊を形成して、上昇していきました。
押し目買いを入れるなら「ダブルボトムを形成した後」と考えていましたが、それなら「逆三尊を形成した後」でもいいはず。
後から見ると黄色〇の位置でトレードできそうです。
<5分足チャート>
トレードプランは「青点線に引きつけた戻り売り」でしたが、青点線付近では浮動しており、波形認識できずに売りポジションは持てませんでした。
値動きの重要な事実は3点。
①青点線から反発、下落した。
②下落したけど、安値更新はできていない。
③反転のサインを形成した。(逆三尊)
この3点からは、押し目買いを選択できそうです。
一番問題だったのは、僕が一方向のトレードしか想定できていなかったことです。
売るなら・・・青点線に引きつけて売る
逆方向のトレードプランとして考えられるのは
1時間足で反転の形を作ったなら・・・。
青点線からの売り(下降)が失敗したなら・・・。
常に反対勢力の動きを意識しとかないといけません。
6月23日(水)の値動き
<1時間足チャート>
黄色〇が、昨日の買い想定ポイントです。
強い下降波のはらみの中なので、上がるほど、戻り売りが入りやすくなります。
<5分足チャート>
利確の値幅を大きくするにはどうしたらよいか?
という課題がありますが、まずは、環境認識から2つに分けます。
今回のような場合であれば、1時間足の強い下降波の戻り売りが想定されるので、目標値を定めて決済する。
1時間足の下降トレンドに逆らっているので、決済後に上昇したとしてもしょうがない。
逆に、今回のような相場で1時間足の下降トレンドと同一方向の売りエントリーができたならば、利益の最大化を目指してしっかり保有するようにしてみます。
6月24日(木)の値動き
<1時間足チャート>
1時間足の下降波のはらみの中です。
先週足の安値からの上昇が続いています。赤水平線で買い支えられている状況。
◆売り手目線
赤水平線をネックラインとして、三尊形成しているようにも見えます。
ネックラインを起点に、ブレイク後の試しで売りエントリー。
ネックラインから上昇しても、その後ダブルトップを形成するようならば、天井圏からの売りエントリー。
◆買い手目線
赤水平線を起点に押し目買い。下降波の半値付近が目標値。
赤水平線を崩された後は、短期的な1時間足の上昇トレンドをN字波形で捉えて、最後の押し安値からの押し目買い。
先週足安値に近づくなら、大きなダブルボトム形成に入るかもしれない。
6月25日(金)の値動き
<1時間足チャート>
「売り」と「買い」がぶつかってレンジを形成しました。
青点線の価格帯で、ダブルトップを形成しています。
<5分足チャート>
青点線のダブルトップですが、右の山を形成している部分は、するどく反転しています。
深夜帯ということもありましたが、チャートを監視していたとしても、値動きが早くてトレードできていません。
週間FXチャート分析(米ドル/円)
茶色水平線は、先週足の高値と安値です。
白い垂直な点線は、日本時間の朝6時を示しています。
先週までの値動き
<4時間足チャート>
先週末に下落したものの、上昇トレンドを形成しています。
今後、上昇トレンドが継続したとしても、チャート左にある高値とのダブルトップに警戒。
<1時間足チャート>
1時間足チャートで「売り」と「買い」ゾーンを選定します。
今の位置は、短期的な上昇波のはらみの中として見ています。
売るならば、青点線に引きつけて。目標値は、赤水平線。
買うならば、赤水平線に引きつけて。青点線で反発するかもしれませんが、含み益の最大化を狙います。
6月21日(月)の値動き
<4時間足チャート>
週明け、先週足の高値と安値を引き直しました。
すでにダブルトップからの下落が始まっているようにも見えます。
<1時間足チャート>
青水平線と赤水平線を基準にトレードプランを作っています。
中間地点では売りと買いがぶつかって浮動しやすいので、水平線に引きつけるまでは様子見です。
6月22日(火)の値動き
<1時間足チャート>
青水平線でダブルトップを形成。
水平線に引きつけて売りポジションをもちましたが、損切りになりました。
<5分足チャート>
1時間足のダブルトップの中に、5分足でもダブルトップ。
トレード後に思い出したのですが、「大きなダブルトップ」の中の「小さなダブルトップ」でトレードする場合は、下位足(5分足)で急上昇・急下降の後などでないといけません。
押し目買いの目安になるような「安値」があると、失敗しやすい。
売り手が失敗したならば、買いを狙いたいのですが、この位置は4時間足のダブルトップ付近なので見送ります。
6月23日(水)の値動き
<4時間足チャート>
4時間足で大きなダブルトップを形成しました。
このサイズ感だと、日足レベルのダブルトップでもあります。
ここまで大きなサイズになると、ダブルトップからの下落にも時間がかかります。
<5分足チャート>
大きな時間足の節目付近は、短期足でブレイク判断などせずに、しばらく様子見するようにしています。
6月24日(木)の値動き
<1時間足チャート>
大きなダブルトップ付近なので、買いトレードは狙いにくいです。
買い支えが崩れたところで、売りを狙いたいです。
<5分足チャート>
買い支えが崩れたところを狙うために赤水平線を引いていましたが、上手く波形を捉えられずに様子見です。
6月25日(金)の値動き
<1時間足チャート>
買い支えの目安となる、1時間左飛の最後の押し安値をブレイクしました。
しかしブレイクした箇所はV字反転になっています。
V字の底でも、買い支えている勢力がいると考えておきます。
他通貨ペアのトレード
6月23日(水)
豪ドル/米ドル
<4時間足チャート>
チャート中央で三尊を形成した後の、急落。
急落(青矢印)の戻り売りが本命です。
買うなら、安値切上げ、ダブルボトム、逆三尊など、反転のプライスアクションを確認した後がよさそうです。
<1時間足チャート>
本命の売りは、青水平線で狙っていました。
しかし、青水平線に到達するまでに安値切上げ・高値更新があり、短期的な上昇トレンドを形成していることが分かります。
1時間足で反転のプライスアクションを確認できています。
<5分足チャート>
本命の青水平線からの売りが失敗した後に、黄色矢印間で買いトレードを仕掛けました。
青水平線で売らなかった理由は、5分足で反転プライスアクション(ブレイク後の試し)を認識できなかったからです。
1時間足の強い下落に逆らう方向のトレードなので、ある程度含み益が乗ったところで手堅く決済していてもよかったかもしれません。
【今週のまとめ】
・常に反対勢力を意識して、トレードプランは両方向を考える。
・1時間足の方向性に合致しているかどうかで、「含み益の最大化を狙う」or「手堅く利確」を区別する。