36歳サラリーマン
兼業FXトレーダーのヒョウゴです。
2021年10月18日(月)~22日(金)のチャートを振り返り、気づきや学びをトレード手法に取り込んでいきます。
紹介する通貨ペアは「ユーロ/米ドル」「米ドル/円」です。
<今週のチェックポイント>
・「最後の戻り高値」「最後の押し安値」をブレイクした波を、第1波とする。
・第1波の値動きに対して、同一方向への「押し目買い」「戻り売り」を仕掛ける。
・各時間足の方向性をチェックする。
ブレイク1波がトレードの基準
<チャート表示設定>
20EMA・・・緑
80EMA・・紫
各時間足で、「最後の押し安値」「最後の戻り高値」に赤と青で水平線を引いています。
垂直な白点線は、日本時間の朝6時です。
週間チャート分析(ユーロ/米ドル)
10月18日(月)の値動き
<4時間足チャート>
大きな下降波に包まれていることが分かります。
4時間足の下降トレンド、最後の戻り高値に太い青水平線を引いておきます。
1時間足の最後の戻り高値をブレイクし、上昇1波が発生しています。
1時間足レベルで押し目買いを仕掛けても、4時間足の最後の戻り高値(太い青線)で決済します。
<1時間足チャート>
1時間足レベルの波を見ます。
底値から、1時間足の最後の戻り高値(青い水平線)を上にブレイク。赤矢印の上昇を、1時間足の上昇1波として認識しました。
19日(火)の朝9時頃
1時間足の上昇波で第3波となる部分でロングエントリー。(黄色〇)
目標値は太い青水平線(4時間足の最後の戻り高値)です。
<5分足チャート>
赤い矢印がブレイク1波。
波の先端ではありますが、1時間足レベルの押し目買いです。安値切上げをサインに買いエントリーしました。
1時間足レベルの第1波なので、15分足・5分足で押し目買いのタイミングを図ります。
10月19日(火)の値動き
<1時間足チャート>
黄色矢印間でトレードしています。
<5分足チャート>
エントリーしたポイントが波の先端付近だったので、含み益が出てから早めの手仕舞いをしてしまいました。
5分足の反転判断にも、ローソク足のプライスアクションだけでなく20EMAの曲線を組み合わせたほうが良さそうです。
反転=ローソク足が反転した+20EMAも山を作って右肩下がりになった
20EMAを組み合わせて見ると、上のチャートの場合は、太い青水平線を超えた先の山で決済する判断となる。
10月20日(水)の値動き
<4時間足チャート>
昨日買いトレードを仕掛けた値動きは上昇し続け、4時間足の最後の戻り高値(太い青線)をブレイクしました。
4時間足の最後の戻り高値(太い青線)をブレイクしたので、4時間足レベルの上昇1波が完成しています。
<1時間足チャート>
波の認識・・・
ブレイク1波(赤矢印)が発生した後、第2波となる調整は終わっており、エントリーすべき第3波はすでに始まっているかのようにも見えます。(チャートの右端での解釈)
第2波の終わり(下降)~第3波の始まり(上昇)
↑この部分でトレードを仕掛けたいので、どういうパターンがあるか検証していきます。
10月21日(木)の値動き
<1時間足チャート>
4時間足レベルのブレイク1波の後、ヨコヨコで推移しています。
次は
①ここから第2波の押し調整(下降)が入る
②今の横横が第2波の調整であり、第3波上昇となる
③すでに第3波突入。今は、第4波の調整であり、第5波の上昇がくる
これは1時間足で見た波の想定です。
個人の主観でチャート分析する以上、相場認識で唯一の正解をたたき出すのは無理だと思うので、様々な事態を想定してトレードの選択肢を準備しておきます。
10月22日(金)の値動き
<4時間足チャート>
昨日からのヨコヨコの調整が続きました。
様子見で終了。
<1時間足チャート>
目立つ押し(下降)が出てこないと、買いトレードを仕掛けることは難しそうです。
売りトレードを仕掛けるなら、赤点線の水平線をブレイクしてから。売ったとしても、太い赤水平線が目標値になります。
トレードの基本は「押し目買い」と「戻り売り」
週間チャート分析(米ドル/円)
テクニカル表示設定やチャートへの描写は、ユーロ/米ドルと同じです。
10月18日(月)の値動き
<4時間足チャート>
強い上昇トレンドです。
1時間足の最後の押し安値が、赤水平線。
4時間足の最後の押し安値が、太い赤水平線です。
買い手優勢なのがはっきり分かりますが、一旦下降してこないことには、押し目買いは入れられません。
10月19日(火)の値動き
<1時間足チャート>
上昇波の先端で、小さな下降トレンドが発生しました。
目印として、小さな下降トレンド最後の戻り高値に青点線を引いています。
1時間足で見ると、波の先端に位置しているので、この付近からの押し目買いは難しそうです。
<15分足チャート>
15分足で認識できる下降トレンド、最後の戻り高値が青点線です。
上位足で見た場合に、ここは波の先端なので、トレードは見送ります。
もう少し下落した位置であれば、最後の戻り高値をブレイクした後の試し(下降)を待って、ロングエントリーを狙います。
10月20日(水)の値動き
<1時間足チャート>
大きな変化なし。様子見です。
<15分足チャート>
昨日引いた15分足の最後の戻り高値をブレイクしていますが、この位置では買いトレードは難しそうです。
10月21日(木)の値動き
<1時間足チャート>
大きな上昇トレンドの先端で、小さな下降1波が発生しています。
<15分足チャート>
15分足チャートで確認できる上昇トレンド、最後の押し安値に赤点線を引いています。
上位足が上昇トレンドなので、長期保有の売りはできませんが、短期的なトレードは可能です。
10月22日(金)の値動き
<1時間足チャート>
「大きな上昇トレンド」と「小さな下降トレンド」が確認できます。
昨日のブレイク1波後の売り想定ポイントが黄色〇。
売ったとしても、1時間足の最後の押し安値(赤水平線)までです。
<15分足チャート>
ブレイク1波が青点線の矢印です。
上昇の調整が三尊の形になっています。三尊のネックライン抜けあたりのショートが良さそうです。
チャート監視できていなかったので仕掛けられていませんが「ブレイク後の試し」の値動きを基準にしたチャート分析、「ブレイク1波」を軸にしたトレードができてきたように感じています。
<まとめ>
◆最後の押し安値・戻り高値に水平線を引いておく
⇒15分足、1時間足、4時間足それぞれに引く。
◆最後の押し安値・戻り高値の基準は、ローソク足の高値(安値)だけでなく、20EMAが反応していること。
⇒20EMAの曲線が水平・山谷を作っている高値と安値であること。
◆最後の押し安値・戻り高値をブレイクした波を、ブレイク1波として認識。調整の2波が終わるのを待って、本命の第3波で仕掛ける。
⇒調整の2波はさらに小さなトレンドを形成している。
⇒調整の2波でもブレイク後の試しがある。
⇒調整の2波の終わりが、高値切り上げ(安値切り下げ)になっていることもある。
◆エントリー方法にはローソク足のパターンも使うが、それ以上に仕掛ける位置が大事。
⇒ブレイク1波に対して半値戻し付近が理想。ローソク足のパターンに振り回されて先端エントリーは危険。