36歳サラリーマン
兼業FXトレーダーのヒョウゴです。
2021年11月8日(月)~12日(金)のチャートを振り返り、その中で気づいたことや学びをトレード手法に取り込んでいきます。
<今週のチェックポイント>
・トレンドを認識できたら、チャネルラインを描写する。
・トレンドチャネルの「上限~下限」「下限~上限」でトレードする。
・トレンドに乗り遅れたくなくても、波の先端では乗らないようにする。
下降トレンドは安値更新でトレンドチャネルを引く
<チャート表示設定>
20EMA・・・緑ライン
80EMA・・・紫ライン
白い垂直な点線は、日本時間の朝6時です。
赤・青の水平線は各時間足の最後の押し安値(戻り高値)に引いています。
週間チャート分析(ユーロ/米ドル)
先週までの値動き
<4時間足チャート>
大きな下降波の先端で揉み合っています。
白枠の中でブレイク第1波が形成しては崩されてを繰り返しており、一時的なレンジ相場になっていると考えました。
レンジだが下降の先端なので、下に抜ける力が強いと想定。
(上に抜けても追いかけにくい。戻り売りが入りそうです。)
11月8日(月)の値動き
<4時間足チャート>
レンジ内を推移しています。
基本的に白枠の上限から売り・下限から買いを検討。
中間地点ではトレードしないようにします。
11月9日(火)の値動き
<1時間足チャート>
白枠下限から上昇のブレイク1波が完成しています。
買ったとしても、目標値は1時間足の最後の戻り高値ライン(青水平線)までです。
<15分足チャート>
ブレイク1波を形成したのは月曜日。
黄色〇あたりで押しが入ると考えていましたが、浅い位置で揉み合った後、上昇。
エントリータイミングがつかめずに見送りとなりました。
決済目標値である1時間足の最後の戻り高値ラインに近づいているので、ここからの押し目買いはもう無理です。
11月10日(水)の値動き
<1時間足チャート>
昨日の上昇は、1時間足の最後の戻り高値に到達する前に反転。
想定していたレンジ枠(白点線枠)を下にブレイクしました。
こうなってから、ようやく青点線のトレンドチャネルが見えてきました。
<15分足チャート>
青いチャネルラインを基準に考えます。
チャネル上限に到達した後、最後の押し安値(赤点線)をブレイクしたことで、下降第1波が完成。
戻りを待ってから、第3波でショート。
利確はトレンドチャネルの下限です。
順調にトレンドが継続している場合にはトレンドにチャネルラインを引くことで、上限・下限からのトレードプランを立てることができます。
11月11日(木)の値動き
<1時間足チャート>
順調な下降トレンドは、チャネルラインの下限をもブレイクしました。(チャネルラインは一旦削除)
11月12日(金)の値動き
<4時間足チャート>
安値を更新したので、大きな下降トレンドが再開しました。
来週、安値先端から戻りが入ってくるようなら、新たな下降トレンドのチャネルラインも引けます。
今後は、「トレンド崩れのブレイク1波」と「トレンド継続のチャネルライン反転」の2つを軸にトレードプランを立てるようにします。
トレンドは波の先端では乗らない
テクニカル表示設定、チャートへの描写は、ユーロ/米ドルと同じです。
週間チャート分析(米ドル/円)
先週までの値動き
<4時間足チャート>
大きな上昇トレンドの先で揉み合っています。
白枠のレンジを想定。
白枠を下にブレイクしたとしても、大きな上昇トレンドの途中なので、押し目買いの再上昇が入りそうです。
11月8日(月)の値動き
<4時間足チャート>
1時間足の最後の押し安値(赤水平線)をブレイク。
1時間足レベルで下降第1波が完成しました。
しかし上位足が上昇トレンドなので、押し目買いが入って再上昇するかもしれません。
<1時間足チャート>
1時間足だけを見ると、下降トレンドです。
短期的な戻り売りを狙いますが、4時間足が上昇トレンドなので注意が必要です。
11月9日(火)の値動き
<4時間足チャート>
1時間足の最後の押し安値をブレイクした後、下降し続けています。
<1時間足チャート>
ブレイク1波が伸びている状態と見ています。
戻り売りプランでも、調整の2波が出てくるのを待ちます。
調整の2波で戻してくるまでは売りません。波の先端を追いかけるのは危険です。
11月10日(水)の値動き
<4時間足チャート>
白枠ブレイクの第1波となった下降は、4時間足上昇トレンドの押し目買いで崩されました。
1時間足で上昇第1波を形成しています。
<1時間足チャート>
最後の戻り高値ラインをブレイクし、上昇1波が完成しました。
4時間足が上。1時間足も上。
今後は、下位足で押し目買いのタイミングを図ります。
11月11日(木)の値動き
<1時間足チャート>
ブレイク1波の上昇が継続しています。
下位足で下降トレンドが出ていないので、まだ調整の第2波は始まっていないと見ています。
<15分足チャート>
赤矢印が1時間足レベルの上昇1波をイメージしたものです。
下位足の15分足で下降トレンドが形成されたら調整第2波として認識できますが、まだ分かりません。
11月12日(金)の値動き
<4時間足チャート>
1時間足の上昇第1波が伸び続け、4時間足レベルの上昇1波となりました。
現在地は、4時間足レベルの波の先端なので、押し目買いはできません。
<1時間足チャート>
調整を待っているうちに、どんどん上昇し続けました。
4時間足レベルの上昇1波となったので、調整の第2波が終わるのにも時間が掛かります。
しばらく様子見が続きそうです。
<まとめ>
・トレンド継続中は、トレンドチャネルを引いてチャネルラインの反転をエントリーの目安とする。
・トレードの基本はトレンドフォロー。トレンドフォローは波の先端ではエントリーしない。