36歳サラリーマン
兼業FXトレーダーのヒョウゴです。
2021年11月22日(月)~26日(金)のチャートを振り返り、その中で気づいたことや学んだことをトレード手法に取り込んでいきます。
紹介する通貨ペアは「ユーロ/米ドル」「米ドル/円」「ポンド/米ドル」です。
<今週のチェックポイント>
・4時間足、1時間足、15分足 それぞれの方向性を確認する。
・上昇勢力、下降勢力 多数派はどちらか?
・エントリーパターンよりも大事なものを作る。
相場の方向性は多数派が決める
<チャート表示設定>
EMAを使って波形認識をしています。
20EMA・・・緑ライン
80EMA・・・紫ライン
白い垂直な点線は、日本時間の朝6時です。
赤・青の水平線は各時間足の最後の押し安値(戻り高値)に引いています。
4時間足・・・太線
1時間足・・・通常線
15分足・・・点線
週間チャート分析(ユーロ/米ドル)
<先週まで>
4時間足、下降トレンド。
1時間足、下降トレンド。
15分足で最後の戻り高値(青点線)をブレイクし、上昇1波が形成されましたが、すぐに下降波に崩されています。
下降2(4時間足、1時間足) VS 上昇1(15分足)
多数決で下降が強く、下位足の上昇は早々に潰されました。
描写していませんが15分足の上昇トレンド最後の押し安値を下にブレイク済みです。
来週、まずは15分足レベルでの戻り売りを狙います。
11月22日(月)の値動き
<1時間足チャート>
先週末に形成された15分足の下降1波が青矢印点線です。
<15分足チャート>
青矢印点線の下降1波に対する戻り売りを狙っていました。
青〇あたりの反転でショートエントリーを考えていましたが、自分が求めるチャートパターンが出来ずタイミングが掴めなかったため見送りになりました。
11月23日(火)の値動き
<1時間足チャート>
昨日までの下降が一旦止まり、ヨコヨコの調整に入っているようです。
11月24日(水)の値動き
<1時間足チャート>
調整が終わり、再度安値を更新しました。
1時間足の下降トレンド、最後の戻り高値(青線)を更新します。
<15分足チャート>
15分足の下降トレンド、最後の戻り高値(青点線)も更新しておきます。
11月25日(木)の値動き
<1時間足チャート>
昨日の下落に対する調整が入りました。
下降トレンドが継続しているので、トレンドチャネルを使った戻り売りも検討していますが、チャネルラインの上限にはまだまだ到達しそうにありません。
11月26日(金)の値動き
<4時間足チャート>
下降トレンドのチャネル上限に到達する前に、1時間足で上昇1波が形成されました。
<1時間足チャート>
1時間足の上昇1波が赤矢印です。
1時間足が上昇なので、15分足も上昇に転換済みです。
4時間足が下降、1時間足が上昇、15分足が上昇
という週末になりました。
2対1で上昇が強いので、来週は1時間足レベルで押し目買いを狙います。(エントリーは15分足レベルで判断)
※上位足が下降中なので、「1時間足のMトップ」or「4時間足の最後の戻り高値」までを狙った押し目買いになります。
エントリーできないのはパターンにこだわり過ぎているから
週間チャート分析(米ドル/円)
チャート表示設定は、ユーロ/米ドルと同じです。
先週までの値動き
<4時間足チャート>
4時間足レベルで上昇1波が形成されました。
最後の押し安値に赤線を引いておきます。
日足以上で見ると上昇トレンドです。
今週は、この上昇波の押し目買いを狙います。
11月22日(月)の値動き
<1時間足チャート>
先週末に最後の押し安値(赤水平線)をブレイクしたように見えますが、ブレイクの値幅が浅くヒゲのみのブレイクです。
このことから、まだ最後の押し安値は崩れていないと判断します。
先週末にブレイク1波が形成されてから、第2波の調整に入っていると見ていましたが、急騰。
第3波の上昇推進波が高値を更新しました。
<15分足チャート>
押し目買いとしては赤〇あたりのエントリーを考えていました。
15分足の下降トレンドの最後の戻り高値に青点線を引いています。
理想は、15分足の最後の戻り高値をブレイクした後の試しが反転したところで、押し目買いエントリー。
僕は、「最後の戻り高値(青点線)を崩した後の試しの反転」が理想のエントリーパターンとして考えています。
しかし、エントリーパターンにこだわっているからこそ、エントリーできなくなっていることに最近気づき出しました。
トレードにおいてこだわるべきなのは、もっと別の要素ではないか?
エントリー前のパターンにこだわっていれば、エントリータイミングを図るのはもっとファジーなものでもいいのではないでしょうか?
11月23日(火)の値動
<1時間足チャート>
全ての時間足が上昇しています。
仮に15分足レベルの下降1波が形成されたとしても、相場の多数派は上昇勢力です。
多数決で売り手が勝つまでは、戻り売りは狙えません。
<15分足チャート>
15分足レベルで下降1波が発生しました。
しかしすぐに高値まで戻されていて、買いが強いように見えます。
11月24日(水)の値動き
<1時間足チャート>
昨日の15分足の下降1波は、すぐに潰されました。
相場の多数派が上昇勢力なので、押し目買いを狙います。
11月25日(木)の値動き
<1時間足チャート>
各時間足で最後の押し安値を更新しておきます。
移動平均線(EMA)は波形認識に使っています。
20EMAが「山」「谷」を作っている「高値」「安値」に、最後の押し安値を引いておきます。
※80EMAは上位足の最後の押し安値の目安として見ています。
11月26日(金)の値動き
<4時間足チャート>
1時間足、4時間足の最後の押し安値が赤水平線です。
両方をブレイクする強い下降波が発生しました。
日足レベルだとまだ上昇トレンドですが、「4時間足が下」「1時間足も下」「15分足も下」なので、4時間足以下でトレードするなら売り優勢の相場に転換しました。
<1時間足チャート>
下降1波の途中です。
来週にかけて調整の第2波が終わるのを待ち、戻り売りを狙います。
4時間足レベルの下降1波なので、エントリーは1時間足・15分足でタイミングをとることになります。
週間チャート分析(ポンド/米ドル)
チャート表示設定は、ユーロ/米ドルと同じです。
11月23日(火)の値動き
<4時間足チャート>
4時間足以上が下降トレンドの相場です。
1時間足で小さな上昇トレンドを形成した後、最後の押し安値(赤線)をブレイク。
1時間足の下降1波が形成されました。
<1時間足チャート>
売り優勢の相場で、1時間足の下降1波を形成。
15分足・5分足で戻り売りを狙います。
11月24日(水)の値動き
<15分足チャート>
15分足の高値を更新した起点となったところが、最後の押し安値(赤点線)です。
最後の押し安値をブレイクした後の試しが反転したところでショート。
11月25日(木)の値動き
<1時間足チャート>
青〇間で、売りトレードを仕掛けました。
<15分足チャート>
1時間足の下降1波に対する戻り売りでしたが、波の先端でエントリーしていたことから、早々に利確しました。
「自分がエントリーしたい形になった(ブレイク後の試し)」からトレードした結果、中途半端な結果となりました。
この後、週末にかけて1.33500あたりまで戻しが入りました。
自分のトレード手法は
「最後の押し安値」「最後の戻り高値」をブレイクした後の試し
で「押し目買い」「戻り売り」を仕掛けます。
「ブレイク後の試し」でエントリーゾーンを絞っているので
エントリーサインとしては「ブレイク後の試し」以外の根拠でトレードすべきではないか?
「ブレイク後の試し」で波の反転を待つあまり、入りそびれることが多すぎる気がします。
検証トレードでは、その他エントリーパターンとして
①「安値の切り上げ」「高値の切り下げ」+損切りセットできる「安値」「高値」
②フラクタルなダブル(大きなMトップの右山に小さなMトップ、大きなボトムの右谷に小さなWボトム)
があります。
上の2点に絞っていくのか、別のトレード根拠を持つべきなのか?
今のところは、「エントリーゾーン」「トレードする方向」に根拠があれば
「エントリーのタイミング(エントリーパターン)」には、そこまで厳密なものがなくてもいいのではないかと考えています。
これは現在同時進行しているフォレックステスターの検証トレードの課題とします。
<まとめ>
・「4時間足」「1時間足」「15分足」の波の方向性を認知して、相場の多数派どっちを向いているか知る。
・エントリーパターンよりも、エントリーゾーンにトレードの根拠を持つ。