36歳サラリーマン
兼業FXトレーダーのヒョウゴです。
2021年12月20日(月)~12月24日(金)のチャートを振り返り、その中で気づいたことや学んだことをトレード手法に取り込んでいきます。
紹介する通貨ペアは「ユーロ/米ドル」「米ドル/円」です。
<今週のチェックポイント>
・トレンドorレンジ 自分がどこでトレードしようとしているか認識しておく。
・ダブルボトム、ダブルトッップをエントリーサインにする時の注意点。
年末直前で値動きがあまりない時期に入ってきました。今年最後の週間チャート分析になります。
年始は、1月の第2週あたりから始めます。
トレードするのはレンジ相場かトレンド相場か?
<チャート表示設定>
移動平均線(EMA)を使って値動きの波形認識をしています。
20EMA・・・緑ライン
80EMA・・・紫ライン
白い垂直な点線は、日本時間の朝6時です。
赤・青の水平線は各時間足の最後の押し安値(戻り高値)に引いています。
4時間足・・・太線
1時間足・・・通常線
15分足・・・点線
※20EMAが反応している高値と安値を、トレンドの最後の押し安値(戻り高値)に選定しています。
週間チャート分析(ユーロ/米ドル)
先週までの値動き
<4時間足チャート>
大きな下降トレンドの先端でレンジを形成しています。
長期的な下降トレンドとなっているので、レンジブレイクするにしても、下限ブレイクであれば信頼できます。
今週のトレードプランは「レンジの逆張り」です。
12月20日(月)の値動き
<4時間足チャート>
今週はレンジ下限から始まり、V字反転で上昇しています。
レンジ下限からの買いトレードを考えていましたが、動きが早くてトレードできていません。
12月21日(火)の値動き
<1時間足チャート>
昨日のV字反転がどういう値動きか考えると
先週末に15分足レベルの下降1波が発生。その調整波がV字反転になっています。
<15分足チャート>
ここがレンジの中でなければ、15分足レベルの戻り売りを青枠で狙います。
しかし、ここはレンジの中なので「トレンド相場用のトレード手法」は使えません。
焦って青枠で売らないように注意します。
12月22日(水)の値動き
<1時間足チャート>
昨日の青枠から上昇。
レンジの中ではトレンドフォローが使えないことが証明されました。
レンジ相場の手法は「レンジ上限下限からの逆張り」です。
レンジの上限・下限に到達するまでは様子見が続きます。
※現在クリスマス・年末前なので、トレードに適していない時期です。
流動性が落ち、急激な値動きがありうる状態です。
12月23日(木)の値動き
<4時間足チャート>
レンジ内を浮動。様子見です。
12月24日(金)の値動き
<4時間足チャート>
レンジ浮動が継続。
今年はここまでです。
年始もすぐには動き出さない(もしくは急騰、急落)と考えていますので、1月の第2週あたりからチャート監視を開始する予定です。
ダブルボトムでトレードする条件は?
週間チャート分析(米ドル/円)
チャート表示設定は、ユーロ/米ドルと同じです。
先週までの値動き
<4時間足チャート>
上昇トレンドの押し目ゾーンでレンジを形成しています。
長期的には上昇が強いので、レンジの上抜けは信頼できます。
今週のトレードプランはレンジ(白枠)の逆張りです。
12月20日(月)の値動き
<1時間足チャート>
レンジ上限付近を浮動。様子見です。
12月21日(火)の値動き
<1時間足チャート>
レンジ上限をブレイクしました。
しかし前回のブレイク箇所と同価格であり、ダブルトップを形成して下落する可能性もあります。
12月22日(水)の値動き
<1時間足チャート>
上昇1波のイメージが赤矢印です。
前回高値も更新したので(ダブルトップからの下落の可能性が低い)、1時間足レベルの押し目買いを狙えます。
<15分足チャート>
1時間足レベルの押し目買いなら、下位足の15分足でエントリータイミングを図ります。
12月23日(木)の値動き
<1時間足チャート>
赤枠ゾーンがエントリーの狙い目です。
<15分足チャート>
エントリーサインは黄色のダブルボトムです。(売りならダブルトップ)
買いトレードの条件としては、安値の切り上げ確認。(売りなら高値切り下げ)
両方を満たしているので赤枠あたりからの買いトレードが狙えますが、クリスマス直前でそう動かないだろうとトレードは見送りました。
※トレードするなら、一つ前の安値(左の黄色横線)に初期損切をセットします。
12月24日(金)の値動き
<4時間足チャート>
長期的な上昇トレンド。押し目ゾーンの白枠レンジを上にブレイクしています。
<1時間足チャート>
赤枠が昨日のエントリーゾーンです。
この後どうなるのか気になるので来週もチャートは見ますが、「年末年始」の値動きは「通常期」とは異なるので参考になりません。
安値切上げの事実確認で買う
週間チャート分析(豪ドル/米ドル)
チャート表示設定は、ユーロ/米ドルと同じです。
12月21日(火)の値動き
<4時間足チャート>
赤矢印は、上昇3波までをイメージしたものです。
4時間足は上昇トレンドです。
<1時間足チャート>
1時間足で下降第1波が形成されています。
1時間足は下降トレンド。
<15分足チャート>
15分足で上昇1波が発生しました。
2(4時間足、15分足)対1(1時間足) で上昇勢力が強いと判断します。
12月22日(水)の値動き
<15分足チャート>
ダブルボトムのサインと、安値切上げの事実でロング。
赤枠がエントリー想定ゾーンです。
ダブルボトムやダブルトップのサインだけでトレードするのではなく、安値の切り上げ・高値の切り下げという事実もセットで確認することが重要です。
<まとめ>
・ダブルボトム、ダブルトップでトレードするなら「(買い)安値切上げ」「(売り)高値切り下げ」が条件。
・レンジの中ではトレンドフォローを仕掛けない。
ブログを始めて2年近く経ちました。
まだ勝ち組になれていない僕のブログを見て頂いてありがとうございます。
良いお年を!