36歳サラリーマン
兼業FXトレーダーのヒョウゴです。
2022年1月10日(月)~1月14日(金)のチャートを振り返り、その中で気づいたことや学んだことをトレード手法に取り込んでいきます。
紹介する通貨ペアは「ユーロ/米ドル」「米ドル/円」「ユーロ/円」です。
<今週のチェックポイント>
・「ブレイク1波を作った時間足」と「その上位足」の方向性は?
・相場の方向性 と 相場の力関係
トレードのヒントは上位足の方向性にある
<チャート表示設定>
移動平均線(EMA)を使って値動きの波形認識をしています。
20EMA・・・緑ライン
80EMA・・・紫ライン
垂直の白点線は、日本時間の朝7時です。
赤の水平線は各時間足の最後の押し安値
青の水平線は各時間足の最後の戻り高値に引いています。
4時間足・・・太線
1時間足・・・通常線
15分足・・・点線
※20EMAが反応している高値と安値を、トレンドの最後の押し安値(戻り高値)に選定しています。
週間チャート分析(ユーロ/米ドル)
先週までの値動き
<4時間足チャート>
大きな下降トレンドの先端でレンジを形成しています。
青水平線は4時間足の最後の戻り高値です。
4時間足の上位足、日足レベルの下降を青矢印で示しています。
今週のトレードプラン
①レンジ(白枠)の上限下限からの逆張り
②レンジブレイクが下方向ならば戻り売り
(レンジブレイクが上方向ならば日足の戻り売りが入る可能性がある。)
1月10日(月)の値動き
<4時間足チャート>
レンジ内を浮動しています。
現在値からはレンジ上限からの戻り売りを検討していますが、まだ様子見段階です。
1月11日(火)の値動き
<4時間足チャート>
レンジ上限に近づいてきました。
下位足の反転があれば、戻り売りを仕掛けたいゾーンです。
<1時間足チャート>
下位足の上昇トレンドが崩れたところが戻り売りのエントリーポイントになります。
1月12日(水)の値動き
<4時間足チャート>
レンジ上限を上方向にブレイクしました。
トレードプランにない状況です。
4時間足の最後の戻り高値は崩しましたが、日足レベルの下降は崩れていません。
<1時間足チャート>
レンジブレイク後に急騰しています。
日足レベルでは下降トレンドなので、この上ブレイクがダマシになる可能性もあります。
1月13日(木)の値動き
<4時間足チャート>
上昇が継続。様子見です。
1月14日(金)の値動き
<4時間足チャート>
一旦押してきました。
日足の下落が青矢印。4時間足の上昇が赤矢印です。
押し目買いを入れるならば、4時間足の前回高値までを狙うようにします。
当初のトレードプランのレンジ逆張りでトレードするならば、このまま押し(下落の調整)が続き、レンジ上限まで戻ってきたところを狙います。
<1時間足チャート>
4時間足レベルのブレイクなので、エントリーは下位足の1時間足でタイミングを図ります。
来週のトレードプラン
①4時間足の押し目買い(前回高値まで)
②レンジの逆張り(レンジブレイクがダマシの値動きだった)
「見てる時間足」と「その上位足」の方向性をチェック
週間チャート分析(米ドル/円)
チャート表示設定は、ユーロ/米ドルと同じです。
先週までの値動き
<4時間足チャート>
4時間足、1時間足、ともに上昇トレンド。
日足レベルでも上昇しています。
今週のトレードプラン
①長期的な押し目買い
日足レベルまで全て上昇している状況。下位足の下降トレンド崩れを狙う。
②短期的な戻り売り
大きな時間足が上昇しているので、売りを仕掛けるならば短期的に。決済目標を明確にしたトレードにします。
1月10日(月)の値動き
<1時間足チャート>
上昇トレンドの先端で1時間足レベルの小さな下降トレンドを形成しています。
1月11日(火)の値動き
<1時間足チャート>
1時間足で二本の水平線が引けています。
青:下降トレンドの最後の戻り高値
赤:上昇トレンドの最後の押し安値
水平線に挟まれたゾーンは一時的なレンジ相場と捉えています。
1月12日(水)の値動き
<4時間足チャート>
1時間足の最後の押し安値をブレイク。
下降1波が発生しました。
1時間足の戻り売りが狙えるようになりましたが、4時間足・日足が上昇トレンドのため、押し目買いが入ってくる可能性もあります。
戻り売りを狙うならば、1時間足の前回安値までにします。
<1時間足チャート>
トレードプラン②の短期的な戻り売りが狙える状況です。
第2波の形成を待ちます。
1月13日(木)の値動き
<4時間足チャート>
下落が続きました。
急激に落ちているので、この後はヨコヨコの調整になる可能性もあります。
1月14日(金)の値動き
<4時間足チャート>
調整の上昇が入ってきました。
調整も1本のローソク足で急上昇しています。
<1時間足チャート>
下降が収まり、調整の上昇波が出てきたように見えます。
戻り売りを仕掛けるならば第2波が終わったタイミングで素早く短期的に。
長期的には上昇局面なので、戻り売りの判断が難しいようであれば様子見して、長期的な買いトレードが狙える状況になるのを待ちます。
来週のトレードプラン
①長期的な押し目買い
日足レベルまで全て上昇している状況。下位足の下降トレンド崩れを狙う。
②短期的な戻り売り
大きな時間足が上昇しているので、売りを仕掛けるならば短期的に。決済目標を明確にしたトレードにします。
相場の方向性と力関係
相場の方向性は、各時間足の多数決で判断します。
相場の力関係は、基本的に上位足が強い。
週間チャート分析(ユーロ/円)
チャート表示設定は、ユーロ/米ドルと同じです。
1月13日(木)の値動き
<4時間足チャート>
日足は下落。(極太青矢印)
4時間足は上昇。(太い赤矢印)
1時間足は下落。(青矢印)
相場の方向性としては、2:1で下方向です。
<1時間足チャート>
相場の方向性は下ですが、各時間足には力関係があります。
日足>4時間足>1時間足
基本的に上位足が強いです。
※常に絶対そうなるわけではありません。
相場の方向性が下なので、戻り売りを狙いますが、上位足の抵抗(支持)には逆らわないようにします。
1月14日(金)の値動き
<4時間足チャート>
青〇間で売りトレード。
日足と同一方向ですが、4時間足には逆らう方向です。
<1時間足チャート>
「大きなダブルトップ」の右山で「1時間足で小さなダブルトップ」を形成しました。
1時間足レベルで高値切り下げのダブルトップを確認し、売りトレードを仕掛けました。
「切り下げ前の高値」に損切りをセット。
利確目標は「4時間足の最後の押し安値」です。
1時間足レベルで仕掛けたトレードなので、上位足の4時間足の支持(最後の押し安値)には逆らわないようにします。
<まとめ>
・「相場の方向性」と「相場の力関係」を確認したうえでトレードする。