36歳サラリーマン
兼業FXトレーダーのヒョウゴです。
2022年1月31日(月)~2月4日(金)のチャートを振り返ります。
紹介する通貨ペアは「ユーロ/米ドル」「米ドル/円」です。
<今週のチェックポイント>
・「推進波」と「調整波」に分けてチャートを見る。
「推進波」か「調整波」かの判別
<チャート表示設定>
移動平均線(EMA)を使って値動きの波形認識をしています。
20EMA・・・緑ライン
80EMA・・・紫ライン
垂直の白点線は、日本時間の朝7時です。
赤の水平線は各時間足の最後の押し安値
青の水平線は各時間足の最後の戻り高値に引いています。
4時間足・・・太線
1時間足・・・通常線
15分足・・・点線
※20EMAが反応している高値と安値を、トレンドの最後の押し安値(戻り高値)に選定しています。
週間チャート分析(ユーロ/米ドル)
先週までの値動き
<4時間足チャート>
各時間足で下降中です。
まずは4時間足レベルの戻り売りを青枠で狙っていきます。
1時間足、4時間足が反転したら押し目買いも検討しますが、日足で下落中なので短期的なトレードになると想定しています。
1月31日(月)の値動き
<1時間足チャート>
今週は上昇で始まりました。戻り売り候補の青枠ゾーンまで引きつけます。
青枠に入れば「売り」ではなく、青枠あたりで波の反転を待ってトレードします。
4時間足の下落が推進波で、直近の上昇が調整波と捉えています。
2月1日(火)の値動き
<1時間足チャート>
戻り売りを狙っている青枠は、下降波の30~60%戻しです。
波の半値で反転が起きやすいので、目安として描写しています。
2月2日(水)の値動き
<1時間足チャート>
1時間足の最後の戻り高値をブレイクし、1時間足レベルの上昇1波が完成しました。
日足・4時間足が下降中なので、1時間足の上昇1波は「4時間足の下降推進波に対するプルバック(調整波)」だと考えています。
2月3日(木)の値動き
<1時間足チャート>
自分のトレードプランにない値動きとなりました。
1時間足の上昇1波形成後に急騰。おそらく経済指標か要人発言による急激な値動きではないかと考えられますが、「自分のトレード手法はテクニカル要素だけで構成する」と決めているので、ファンダメンタルによる値動きは見送ります。
2月4日(金)の値動き
<4時間足チャート>
日足の下落に対して、1時間足と4時間足は上昇トレンドを形成しました。
日足の最後の戻り高値(チャートで一番上の青水平線)では、反転下落しやすいと考えています。
この後
調整の下落が出れば短期的な押し目買い(目標は日足の最後の戻り高値ライン)
高値切り下げでダブルトップを形成するならば、日足レベルの戻り売り
を狙っていきます。
推進波に対する「調整波の反転」でエントリーする
週間チャート分析(米ドル/円)
チャート表示設定は、ユーロ/米ドルと同じです。
先週までの値動き
<4時間足チャート>
4時間足、1時間足ともに上昇の推進波が出ています。
赤枠あたりで、押し目買いを検討しています。
現在値からは、調整波となる下落が出てくると想定。
1月31日(月)の値動き
<1時間足チャート>
1時間足の最後の戻り高値ラインで揉み合った後、調整波となる下落が始まりました。
赤矢印を推進波として見ているので、その推進波に見合う調整波の反転で押し目買いを入れます。
2月1日(火)の値動き
<1時間足チャート>
押し目買いを狙うゾーンに入りました。
1時間足レベルの推進波に対する押し目買いなので、15分足でプルバック(調整波)の反転を待ちます。
2月2日(水)の値動き
<1時間足チャート>
まだ調整波の反転が起きていないので、様子見継続です。
赤矢印が1時間足の推進波(上昇)です。
2月3日(木)の値動き
<4時間足チャート>
4時間足、1時間足が上昇局面。
15分足の下降が反転するのを待って、押し目買いを入れます。
<1時間足チャート>
15分足の最後の戻り高値をブレイクしました。
こういった値動きの後で急落することもあるので、ブレイク後の試しで安値を切り上げていくことの確認が必要です。
2月4日(金)の値動き
<1時間足チャート>
昨日の15分足の反転から上昇していきました。
<15分足チャート>
15分足の最後の戻り高値をブレイクした後、安値を切り上げてダブルボトムを形成しました。
切上げ前の安値に白い水平線を引いています。
切上げ後のダブルボトムが黄色W。
押し目買いのエントリー目安が赤〇です。
<まとめ>
・見る波のサイズによって「推進波」と「調整波」は変わってくる。
・自分の視点基準として「何を推進波」として見て、「何を調整波」として見ているかを明確にする。