36歳サラリーマン
兼業FXトレーダーのヒョウゴです。
2022年2月7日(月)~2月11日(金)のチャートを振り返ります。
紹介する通貨ペアは「ユーロ/米ドル」「米ドル/円」です。
<今週のチェックポイント>
・先入観に偏った見方をしないためには何を考えるべきか?
「買いプラン」と「売りプラン」の両立
<チャート表示設定>
移動平均線(EMA)を使って値動きの波形認識をしています。
20EMA・・・緑ライン
80EMA・・・紫ライン
垂直の白点線は、日本時間の朝7時です。
赤の水平線は各時間足の最後の押し安値
青の水平線は各時間足の最後の戻り高値に引いています。
4時間足・・・太線
1時間足・・・通常線
15分足・・・点線
※20EMAが反応している高値と安値を、トレンドの最後の押し安値(戻り高値)に選定しています。
週間チャート分析(ユーロ/米ドル)
先週までの値動き
<4時間足チャート>
4時間足は下落。
1時間足は上昇しています。
4時間足レベルの戻り売り(青枠)には時間がかかるので、まずは1時間足の押し目買い(赤枠)を考えています。
2月7日(月)の値動き
<1時間足チャート>
4時間足の戻り高値ラインで揉み合っています。
1時間足が上昇途中なので、4時間足レベルの戻り売りを仕掛けるためには、15分足レベルの下降転換を待ちます。
4時間足・・・上
1時間足・・・下
15分足・・・上
2対1で上昇圧力が強くなるため。
どんなときでも、相場には「売り手」と「買い手」の両者が存在します。
常に両方向からのトレードプランを準備しておきます。
両方向のトレードプランを持つことは、エントリーだけではなく、イクジットの際にも有効になります。
2月8日(火)の値動き
<4時間足チャート>
4時間足の戻り高値ラインから一旦下落しました。
15分足で下降1波が形成されていないので、まだ様子見です。
2月9日(水)の値動き
<1時間足チャート>
ヨコヨコの調整が続いているので、様子見です。
2月10日(木)の値動き
<1時間足チャート>
再び4時間足の戻り高値ラインを試しました。売り圧力が強いのか、鋭く反発し下落しています。
<15分足チャート>
高値を更新したので、15分足の押し安値(赤点線)を引いておきます。
ここをブレイクすれば、15分足の下降1波形成となり、4時間足レベルの戻り売りが狙える状況になります。
トレードプランは常に「売り」と「買い」の両方を準備します。
プライスアクションでタイミングを計って、どちらか一方を一時的に選択します。
2月11日(金)の値動き
<4時間足チャート>
4時間足の戻り売りが入って下落しました。
下降した後は、今度は1時間足の押し目買いも入りやすいゾーンになっています。
<15分足チャート>
売りエントリーの場所です。
15分足の押し安値をブレイクし、下降1波(青点線矢印)を形成。
ブレイク後の試しがダブルトップとなり高値を切り下げいるので、青〇からショートできます。
週間チャート分析(米ドル/円)
チャート表示設定は、ユーロ/米ドルと同じです。
先週までの値動き
<4時間足チャート>
4時間足、1時間足ともに上昇しています。
押し目買いでの長期保有が狙い目ですが、1時間足の戻り高値(青水平線)から戻り売りが入ってくる可能性もあります。
買いは、15分足でタイミングを計ります。
売りは、15分足と1時間足の両方が下降1波を形成するまでは仕掛けられません。
※買いポジションがあって、1時間足の戻り高値ブレイクに苦戦するようならば決済します。
2月7日(月)の値動き
<1時間足チャート>
赤枠のゾーンは、先週末の1時間足の押し目買いです。
今は上昇基調ですが、1時間足の戻り高値(青水平線)と揉み合うようであれば撤退するようにします。
2月8日(火)の値動き
<4時間足チャート>
1時間足の戻り売り高値ラインを試しています。
(戻り高値と青線が少しずれているので、調整します。)
1時間足と4時間足の両方が上昇トレンドですが、相場には常に売り手も存在します。
1時間足の戻り高値からの急落というケースも想定して、買いポジションを持っているなら、決済を検討します。
2月9日(水)の値動き
<4時間足チャート>
1時間足の戻り高値を引き直しました。
「1時間足の戻り売り」と「4時間足の押し目買い」がぶつかっていて、はらみの中に位置しています。
2月10日(木)の値動き
<4時間足チャート>
1時間足の戻り高値をブレイクしました。
上昇トレンドが継続していますが、チャート中央の高値と合わせて大きなダブルトップになる可能性もあります。
2月11日(金)の値動き
<4時間足チャート>
週末は調整となる下落がでました。
4時間足が上昇、1時間足も上昇しているので、来週は調整の終わりを待って押し目買いを狙います。
<まとめ>
・トレードプランは常に「売り」「買い」の両方を準備する。
・プライスアクションでタイミングを計って、一時的な選択からトレードが始まる。