36歳サラリーマン
兼業FXトレーダーのヒョウゴです。
トレード手法の検証を進めていきます。
2015年7月、ユーロ/米ドルで検証します。
<チャート設定>
20EMA・・・緑ライン
80EMA・・・紫ライン
各時間足の最後の押し安値、戻り高値に水平線を引きます。
最後の押し安値・最後の戻り高値の選定には、ローソク足の値動きに加え、20EMAの曲線(山・谷を作っているか?)も考慮します。
同じ時間足で暫定で二本以上引くこともあります。
はらみの中のトレード戦略
サンプル1
<1時間足チャート>
1時間足の上昇波(赤矢印)のはらみの中のトレードです。
上昇波のはらみの中なので、売ったとしても、上昇波の起点までにします。
<15分足チャート>
<5分足チャート>
1時間足が上向きで、15分足の下降1波に対する戻り売りなので、上位足に逆らう方向へのトレードです。
1時間足のはらみの中であり、方向も違うので、目標値を決めた短期トレードとします。
サンプル2
<1時間足チャート>
<15分足チャート>
<5分足チャート>
上位足に逆らう方向にトレードをする場合、目標値には最後の戻り高値(押し安値)に設定すると良さそうです。
戻り高値に到達するまでは強い抵抗(売り)は出てこないことが多いと思います。
サンプル3
<4時間足チャート>
<1時間足チャート>
<15分足チャート>
15分足での反転後、もう少し上下に波形が出ていればエントリータイミングも取りやすいのですが、「スッと抜けた」ので見送りになりました。
ローソク足で波形を認識するときには、20EMAで「山・谷」が出てることが望ましいです。
第3波を狙うトレードで大きな利益を得る
サンプル4
<4時間足チャート>
4時間足の下降第1波を起点に、調整の第2波、強い推進波となる第3波までカウントできます。
<1時間足チャート>
「大きな第3波」の中に、小さな1波~3波が存在しています。
相場は、このようなフラクタルな構造でできています。
<15分足チャート>
上位足の第3波に下位足の第3波が重なる場合は、大きく伸びることが多いので、含み益を伸ばすことを狙います。
1波・2波・3波のカウントにも、移動平均線の20EMAの「山・谷」を使います。
細かすぎるジグザグを拾ってしまい、波の認識に戸惑うことがあるからです。
サンプル5
<4時間足チャート>
チャートの左端にある安値に注目。
日足で見ると、大きなWボトムになっています。
<1時間足チャート>
日足がWボトムのため、上昇1波が確定したのならば、短期的なトレードを仕掛けます。
<15分足チャート>
4時間足の第3波の後、1時間足で上昇1波が完成。
4時間足の20EMAも「谷」を作っていたので、第3波が終了し第4波の調整に入っていると考えられる。
上位足の第3波にぶつけるトレードは危険だが、それ以外なら目標値を定めた短期トレードが可能。
記事作成後に見返すと、この買いトレードは4時間足の下降第3波の途中で仕掛けたものであり、リスクが高いと判断できます。
これはやらないほうがいい。
サンプル6
<4時間足チャート>
<1時間足チャート>
<15分足チャート>
推進波となる第3波は、第1波と同等かそれ以上伸びることが多いです。
そして上位足の第3波途中の同一方向のセットアップは、押し(戻り)がないまま伸びていくことも多いです。
⇒途中入りが難しいからこそ、上位足の第3波でエントリーできているなら、含み益を伸ばすことを狙うべきだと考えます。
<まとめ>
・「上位足の第3波」の中で、「下位足の1波~3波」が形成されたなら、大きな利益を得るチャンス!
入り直しは難しいから、しっかり含み益を伸ばす。
「含み益を伸ばすトレード」と「含み益を伸ばさないトレード」の違いは?
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【#5手法検証】利確はどうする?含み益を伸ばす時と伸ばさない時の違いは?
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