36歳サラリーマン
兼業FXトレーダーのヒョウゴです。
ブレイク1波を基準にしたトレード手法の検証を進めていきます。
2015年8月、ユーロ/米ドルの相場です。
<チャート設定>
20EMA・・・緑ライン
80EMA・・・紫ライン
各時間足の最後の押し安値、戻り高値に水平線を引きます。
最後の押し安値・最後の戻り高値の選定には、ローソク足の値動きに加え、20EMAの曲線(山・谷を作っているか?)も考慮します。
同じ時間足で暫定で二本以上引くこともあります。
含み益を伸ばす時
サンプル1
<4時間足チャート>
<1時間足チャート>
<15分足チャート>
押し目買いプランを立てていましたが、エントリーのタイミングを掴めませんでした。
トレードの根拠を、最後の押し安値(戻り高値)を「ブレイクした1波の強さ」とするならば、エントリーパターンにはこだわり過ぎないほうがいいのかもしれません。
拘らないとしても、最低限のルールは設定しておきたいものです。
サンプル2
<4時間足チャート>
<1時間足チャート>
<15分足チャート>
4時間足レベルの押し目買い(戻り売り)は、大きな利益を狙えます。
しかし4時間足レベルの第3波を狙うならば、第2波の終わりには時間がかかるので、下位足である1時間足で反転を待ちます。
エントリーのタイミングは15分足で計り、15分足の最後の押し安値(戻り高値)が崩れるまでは、ポジション保有で含み益を伸ばすようにします。
含み益を伸ばさない時
サンプル3
<1時間足チャート>
<15分足チャート>
<5分足チャート>
上位足の方向に逆らうトレードは、目標値を定めた短期トレードとします。
目標値には最後の押し安値(戻り高値)ラインが使えそうです。
トレードルールの作り込み
サンプル4
<4時間足チャート>
「サンプル3」の売りトレードの後、下降が続きました。
この下降はずっと様子見していたのですが、4時間足レベルの押し目買いが入るまで、もっと細かく短期売りトレードを仕掛けられないものでしょうか?
4時間足の最後の押し安値が、太い赤水平線。
<1時間足チャート>
現状のルールだと、1時間足の最後の押し安値も、4時間足と同じ価格に引いています。
各時間足でラインが重複する場合は、現状は上位足の押し安値(戻り高値)と認識しています。
⇒ここの解釈を別のものとすることで、新たな考え方ができないか?
<1時間足チャート>
白枠ゾーンは、4時間足レベルの押し目買いを警戒したことからの「売りトレード見送りゾーン」です。
15分足の最後の押し安値が、赤点線。
4時間足の最後の押し安値が、太い赤線。
中間である1時間足で最後の押し安値を認識することができたならば
売りトレードとして「1時間足の下降1波」を認識することもできるはず。
⇒4時間足の押し目買いが入るまで、細かく売りトレードを仕掛けられるようになる。
<課題>
各時間足で最後の押し安値(戻り高値)が重なる場合、上位足の最後の押し安値(戻り高値)として認識する。
下位足の最後の押し安値(戻り高値)は、別のルールで認識するよう新たな基準を設ける。
トレード回数を増やすことで、トータルの利益を増やすことが目的。
当課題に取り組むことによって、トレード回数が増えてもトータルの利益が減るようならば、従来の見送りでOK。