36歳サラリーマン
兼業FXトレーダーのヒョウゴです。
第7回、ブレイク1波を基準にしたトレード手法の検証を進めていきます。
<チャート設定>
20EMA・・・緑ライン
80EMA・・・紫ライン
各時間足の「最後の押し安値(赤)」、「最後の戻り高値(青)」に水平線を引きます。
太線・・・4時間足
通常線・・・1時間足
点線・・・15分足
「最後の押し安値」「最後の戻り高値」の選定には、ローソク足の値動きに加え、20EMAの曲線(山・谷を作っているか?)も考慮します。
同じ時間足で暫定で二本以上引くこともあります。
第3波を狙うトレードのやり方
2015年10月、ユーロ/米ドルの相場です。
サンプル1
<4時間足チャート>
4時間足は上昇。
1時間足で最後の押し安値をブレイクし、下降1波が形成されました。
(1時間足は下降)
15分足の方向が下降になれば、短期的な売りトレードを仕掛けられます。
上昇1(4時間足) VS 下降2(1時間足、15分足)
<1時間足チャート>
1時間足の下降1波が青矢印です。
1時間足レベルでダブルトップが確認できます。(青点線)
ダブルトップを作る値動きが調整の第2波となっています。
1時間足のダブルトップの右山から、下降推進波となる第3波狙いのショートエントリー。
<15分足チャート>
1時間足のダブルトップの右山が、15分足でもダブルトップになっています。
4時間足が上昇トレンド中なので、15分足レベルの最後の戻り高値が崩されたところで決済します。
サンプル2
現時点の相場環境を整理します。
<4時間足チャート>
チャートの「①」は、4時間足の上昇1波を表しています。
4時間足で上昇1波が確定しているので、今後の値動きとしては
第2波・・・調整(押してくるか、ヨコヨコの調整となるか)
第3波・・・推進波となる強い上昇
となることが考えられます。
第3波の強い上昇に乗るのが、理想的なトレードフォローです。
<1時間足チャート>
1時間足で考えると、「小さな上昇N字波形(赤)」と「小さな下降N字波形(青)」がぶつかっています。
それぞれの最終防衛ラインである「最後の押し安値(赤)」「最後の戻り高値(青)」のどちらかが崩れるまでは様子見です。
<15分足チャート>
4時間足が上昇。
1時間足は、方向性なし。
4時間足が上昇局面なので、1時間足が上に抜けていけば、理想的な押し目買いを狙えます。
サンプル3
<4時間足チャート>
1時間足の最後の戻り高値をブレイク、上昇1波が確定しました。(赤矢印)
4時間足レベルで見ると
上昇1波⇒調整となるヨコヨコ⇒強い推進波となる3波
に入ったと考えられます。
<1時間足チャート>
1時間足の上昇1波に対して、第3波狙いの押し目買いです。
<15分足チャート>
1時間足の1波に対する押し目買いなので、下位足の15分足でタイミグをとります。
安値を切り上げて高値を更新したところ。さらにその下で明確な損切りが設定できる安値があります。
赤〇間で買いトレードを仕掛けます。
決済理由は、15分足レベルの最後の押し安値をブレイクしたからです。
4時間足レベルの押し目買いを狙える位置でしたが、横横の調整がまだ終わってない可能性を考慮して、確実な利確を選択しました。
利確した位置は、4時間足チャートで確認できる前回高値と同じ価格帯です。
その後、高値を更新し上昇を続けました。
大きな時間足の波に乗るならば、下位足の値動きには目をつぶることも必要でした。
第3波を狙うために必要な環境認識
サンプル4
相場の方向性は多数派が決めます。
第3波を狙うトレードをするために必要な環境認識が、各時間足の方向性を確認しておくことです。
相場の多数派が入れ替わる様子をまとめました。
<4時間足チャート>
4時間足は上昇。上昇根拠となる最後の押し安値が太い赤線です。
<1時間足チャート>
1時間足は下降。
最後の押し安値をブレイクし、第1波が形成されています。
垂直な白線で、相場の多数派が入れ替わりました。現在は入れ替わり前の状況を整理しています。
<15分足チャート>
15分足は上昇。最後の戻り高値をブレイクしています。
(垂直な白線より左側の状況です)
4時間足が上。1時間足が下。15分足が上。
相場の多数派は上昇です。
15分足の上昇1波に対する押し目買いは赤〇あたりで検討。
15分足でダブルボトムが確認できるので、下位足の5分足で買いトレードを仕掛けることもできると思います。
しかし結果としては、買いあがらなかった。
サンプル5
15分足の第3波が上昇しきれなかった結果、相場の多数派が下降に入れ替わりました。
<4時間足チャート>
4時間足の上昇は変わらず。
<1時間足チャート>
1時間足の下降も変わらず。
相場の方向性は
上昇1(4時間足)VS下降1(1時間足)
です。
<15分足チャート>
(垂直な白線以降)
15分足の最後の押し安値をブレイクし、下降1波が確定しました。
相場の多数派が入れ替わった瞬間です。
垂直な白線以前は
上昇2(4時間足、15分足)VS下降1(1時間足)
でしたが、白線以後
上昇1(4時間足)VS下降2(1時間足、15分足)
相場の多数派が下降に転換しました。
トレンドフォローの基本は、第3波を狙うことですが
第3波で上がらなければ、売りのチャンス
第3波で下がらなければ、買いのチャンス
となり、相場の方向性が入れ変わることがあります。
どこで利確するかを考えてエントリーする
サンプル6
<1時間足チャート>
太い赤水平線は4時間足の最後の押し安値です。(4時間足は上昇)
1時間足は下降トレンドです。
<15分足チャート>
15分足で最後の押し安値をブレイクし、下降1波が形成。
青〇間で、第3波のショートトレードが可能です。
「4時間足の上昇1」に対して、「1時間足と15分足の下降2」です。
多数派が下降で売り優勢ですが、上位足の最後の押し安値には逆らえません。
「4時間足の最後の押し安値(太い赤線)」を利確目標にしたトレードです。
<5分足チャート>
青〇間の売りトレードですが、エントリーから利確までは約80pipsあります。
4時間足の最後の押し安値(赤水平線)からは買い上がる可能性もありますが、仕掛けてから利確するまでに十分な値幅(80pips)があったので、トレード可能と判断します。
サンプル7
<1時間足チャート>
「サンプル6」と似た状況です。
4時間足が下降。
1時間足が下降。
15分足が下降。
<15分足チャート>
15分足の下降1波に対する戻り売りを検討します。
仕掛けるゾーンは、青〇あたりになると考えますが、利確目標である「4時間足の最後の押し安値」までは20pips程度しかありません。
仕掛ける前から得られる利益が少ないことが分かっています。
「どこで利確するか?」
を考えることで、エントリーが変わってきます。
サンプル8
<4時間足チャート>
「サンプル7」で見送った後の相場状況です。
4時間足の最後の押し安値をブレイクしました。
<1時間足チャート>
チャートの青〇が、「サンプル7」で見送ったエントリー位置です。
<15分足チャート>
青〇で売りを仕掛けていたら、損切りになっていることが分かります。
チャート右端の高値からの急落は、4時間足の押し目買いの失敗により多くの買い手の損切りが入ったと考えられます。
<まとめ>
・第3波を狙うトレードをする。
・相場の多数派の入れ替わりを確認する。
・利確目標を立ててエントリーする。目標値に近すぎる(20pips程度)トレードは見送る。