チャート分析をするうえで重要なのは
「波」と「節目」の認識です。
「節目」には、分かりやすいものもあれば、目には見えないものもあります。
目に見えない節目
目に見えない節目は、波の半値付近にあります。
4月13日(月)
ユーロ/米ドル
<1時間足チャート>
<5分足チャート>
三角持ち合いを抜けた後、上昇トレンドを形成。
上昇波の天井付近でネックラインをつくったので
ネックラインブレイク後のショートを検討しましたが、まだ上昇トレンドであり、逆張りになる売りのセットアップは見送ることにしました。
目に見える節目、上昇トレンドの最後の押し安値がブレイクされたのであれば、下落の売り圧力も強くなりやすいのですが
明確な節目が見えないことには、売りに参加する者も少ないのではないか?
と考えられます。
目に見える節目をブレイク
「目に見える節目」には様々なものがあるが、その中の一つに
先週足の高値と安値 があります。
4月13日(月)
米ドル/円
※チャートの紫水平線が、先週足の高値と安値。
<1時間足チャート>
<5分足チャート>
先週足の安値をブレイクし、下降トレンドを形成。
売りのセットアップから下落しました。
目に見える節目=先週足安値(買うならここから) をブレイクした後なので、売り手が勢いづいたと考えられます。
目に見える節目の攻防
4月13日(月)
豪ドル/米ドル
<1時間足チャート>
<5分足チャート>
先週足の高値で、買いのセットアップを形成。
売り手の防衛ラインで買いのセットアップができたので見送りましたが、結果は上昇です。
自分がやるトレードの時間軸から考えると
5分足の仕掛けなら、週足の高値・安値なら仕掛けても大丈夫
短期的に利が出ることが多いと思う。
※これが4時間足の節目なら、利確する間もなく、反転することが多いので避ける!!
4月13日(月)
米ドル/カナダドル
<1時間足チャート>
<5分足チャート>
これも先週足安値で売りのセットアップ。
週足の節目ほど大きな時間をかけてつくったものならば、5分足の短期売買は可能だと考えられます。
5分足トレードは
4時間足の節目は仕掛けないが
週足の節目は仕掛けるようにする。