1時間足のトレンドフォローを5分足で仕掛ける場合
5分足の反転ポイントでエントリーすることが多いです。
トレンドフォローをする時には、ついつい仕掛け足の5分足が進む方向についていきたくなりますが、そうすると1時間足のトレンドに逆らう方向に仕掛けてしまうことになります。
5分足が進む方向についていって損切りになるトレードは、よくあるのではないでしょうか?
そうならないために
5分足の反転で仕掛けるコツを、3つ紹介します。
2020年4月17日(金)
1勝0敗 +28.8pips
4月累計 +55.9pips
5分足の反転は1時間足のトレンドフォローになるゾーンで仕掛ける
4月17日(金)
ユーロ/米ドル
<1時間足チャート>
<5分足チャート>
青枠が、1時間足の戻り売りゾーンです。
戻り売りゾーンに到達したところを5分足で見ると、上昇勢力が徐々に衰退し、下降勢力が強くなっているのが分かります。
5分足の上昇トレンドの高値が、1時間足の戻り売り青枠に抑えられている状態がそうです。
パターンラインと25EMAの間でスクイーズした後のブレイクアウトでショートしました。
※兼業トレーダーにとって最高のタイミングで仕掛けるのは難しい。
今までは、遅れて乗るのは絶対NGとしていたが、これからは初期損切り幅から、遅れて乗るか見送るかのルール決めをしようと思う。
反転で仕掛ける3つのパターン
反転で仕掛ける時は、3つのパターンに分けられると思います。
1、ポールとフラッグの関係を見ると、フラッグの方が明らかに大きくなっている
2、フラッグを形成する波、最後の押し安値(戻り高値)が崩れていて、短期足でダウ理論が転換している
3、フラッグを形成する波が、攻めたのにブレイクできなかった
※ポールとフラッグ。フラッグの部分は、フラッグであったり、ペナントだったりします。
ポールとフラッグの関係
継続方向へのブレイクは、ポールとフラッグの関係で見ると、調和がとれており、ポールが主役になっている。
が、反転するときには、ポールよりもフラッグの方が大きくなっていることが多いように思います。
大きくなっているといいうのは、横軸(フラッグを形成する時間)が長い状態です。
<1時間足チャート>
<5分足チャート>
橙色の点線で、ポールとフラッグをイメージしてます。
継続方向のブレイクなら、ポールにフラッグがついている感じです。
反転方向のブレイクなら、フラッグにポールがついている感じになります。
短期足のダウ理論転換
フラッグを形成する短期足が、ダウ理論で転換している場合。
フラッグの中で最後の押し安値、最後の戻り高値がブレイクされています。
<1時間足チャート>
<5分足チャート>
フラッグを形成している橙色の枠の中。
5分足が上昇トレンドを形成しているが、最後の押し安値(赤点線)がブレイクされています。
短期足がダウ理論で転換(反転)していれば、その後、上位足も反転する可能性が高いと考えられます。
※波の反転は常に、小さい時間から反転していくので。
攻めたのにブレイクできなかった
他人の失敗が相場を動かす。
買い手が失敗したところで、売る。
売り手が失敗したところで、買う。
<1時間足チャート>
<5分足チャート>
ポールとフラッグの関係だけを見ると、理想的な下降ブレイクのセットアップになっているが、下を攻めきれず反転。
売り手が失敗したところで、買います。
波の反転3パターンに区分しましたが
一番大事なのは、1時間足の波のどこで仕掛けているか?
ということだと思います。
1と2は、上位足の押し目(戻り目)で、上位足のトレンド方向に仕掛けているし
3は、強い上昇波の半値付近の反転で仕掛けているます。
いつも細部(5分足)ばかり見て負けているから、これからは、「全体(1時間足)」と「部分(5分足)」をバランスよく見るように意識しよう。