とうとう見つけました!
誰でもできる簡単なトレード手法を発見しました!
まだ手法確立の検証途中ではありますが、これから実戦で使いつつ、手法の完成を目指していきます。
2020年6月1日(月)
豪ドル/米ドル
<1時間足チャート>
白矢印間のロング。
1時間足が上昇トレンド。
1時間足のはらみ足を上ブレイクしたのち、次の足が高値を更新したところでロングエントリーです。
利確の指値は、はらみ足のセットアップと同じ値幅にセットしています。
今回のはらみ足ブレイクトレードは、FT3で検証中のトレード手法です。
勝率は高いのですが、今のルールだと、どうやってもリスクリワードが悪くなるので、実戦への本格投入をためらっているのですが・・・。
はらみ足ブレイク手法とは
手法を構築していくうえでのアウトプットです。
はらみ足ブレイク手法は、1時間足で形成したはらみ足を
ローソク実体がブレイクしたら、次のローソク足が極値(高値or安値)を更新したところでエントリーするものです。
ブレイクしたところでエントリーします。
損切りは、はらみ足(親)の安値or高値。
利確は、はらみ足(親)と同じ値幅分進んで先にセットします。
※下図は、手法改訂前のものです。
FT3の検証では、利確を「はらみ足(親)」の値幅と同じにすることで、高い勝率を保てるのですが、リスクリワードが悪くなります。
逆に利確ルールを変えると、利益確定できないまま勝率が下がる。
どんな場所でも、この形になれば仕掛けるわけではありません。
1時間足でトレンドがある場合に、はらみ足をトレンド方向にブレイクしたら仕掛けるようにします。
なので、1時間足のはらみ足をブレイクした方向に、4時間足の抵抗・支持がある場合などは、トレードを見送るようにします。
トレンドフォロー手法のうち、タイミングを計るものとして、はらみ足を利用します。
はらみ足ができるということは
買い注文 と 売り注文 がぶつかって均衡しているということだと考えられます。
つまり、いつも僕がやっているボルマンのパターンブレイク手法と同じように
はらみ足自体が、ブレイク前の圧力が高まっている状態
であるといえます。
ブレイク前に圧力が高まっているので、ブレイクしたらダブルの圧力がかかる
⇒ブレイク方向へのフォロートレードを仕掛けるようにする
という考え方です。
はらみ足ブレイク手法 参考例
以下、FT3の検証トレードです。
リスクリワードの悪さが欠点なので、初期損切が大きくなりすぎる場合は見送るなど、エントリー条件にフィルターをかけていかないといけないと思います。
トレンド方向のブレイクのみ仕掛ける
このチャートでは、下降トレンドです。
はらみ足を下ブレイクした場合のみ仕掛けるようにします。
ローソク足の終値実体が、はらみ足をブレイクしたら、次のローソク足が安値を更新したところで仕掛けます。
利確は、はらみ足(親)の値幅と同じだけ。
損切りは、はらみ足(親)の高値にセットします。
トレンドフォローが入りやすい場所で仕掛ける
相場は、下降トレンドです。
ダブルボトムをつけたネックライン付近で、はらみ足が形成されました。(〇印)
はらみ足を下にブレイクした次の足でショートします。
下降トレンドが継続中ですし、ネックラインからは売りが入りやすいです。
仕掛ける前に4時間足をチェックする
<4時間足チャート>
4時間足で見ると大きな上昇波と、プルバックの下落が認識できます。
ちょうど上昇波の半値付近です。
⇒押し目買いが入りやすい
<1時間足チャート>
4時間足で押し目買いが入りやすいゾーンに突入していますが、1時間足は下降トレンドです。
(〇印)
はらみ足ブレイクでショート。
損切りは、はらみ足の高値です。
仕掛けた後、1時間足でWボトムを形成しだしたので、撤退します。
4時間足の半値付近で、1時間足でWボトムをつけると、押し目買いがより入りやすくなると考えられるので。
はらみ足のセットアップよりも環境認識が大事
<4時間足チャート>
4時間足チャートを見ると、大きな上昇波の半値付近に位置していることが分かります。
(押し目買いが入りやすい位置)
ただ、4時間足でも認識できる下降トレンドなので、基本的に売りを狙います。
<1時間足チャート>
チャートの青水平線は、4時間足下降トレンドの最後の戻り高値です。
下降トレンドですし、最後の戻り高値からは、戻り売りが入りやすいです。
この位置でできたはらみ足を下ブレイクしたので、ショートします。
このような例を見ると、はらみ足ブレイクがどこでも通用しそうに見えますが、僕はベストケースのみ記載しています。
はらみ足ブレイクでも損切になるトレードもありますし
「はらみ足ブレイク」のセットアップが完成していたとしても、避けたほうがよい場合
があります。
エントリーパターン(セットアップ)が大事なのではなくて、あくまでそれはタイミングを計るものであり、環境認識こそ、一番重視するべきだと考えています。
この理論構築後、FT3で検証を重ねました。
その結果、この記事に書いているやり方に「3つの条件」を追加しなければ勝てないことが分かりました。
3つの条件を加えた「はらみ足トレード手法」の実戦結果は↓の記事に。
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2021年3月1日~5日『FXはらみ足トレード手法』
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