36歳サラリーマン
兼業FXトレーダーのヒョウゴです。
フォレックステスターで環境認識を必要としないトレード手法「はらみ足手法」を編み出せたと思っていましたが、やっぱり環境認識なしでは勝てませんでした。
2014年1月~5月 検証結果
はらみ足手法、2014年のユーロ/米ドルでの検証結果です。
33戦18勝15敗
-67pips。
これは30pips以内のセットアップ全てを含んだ結果です。
これに2013年検証で出した仮説「20pips制限ルール」を適用すると・・・
一応、プラスには推移します。
値幅ごとの勝率を出します。
21pips以上のセットアップでは勝率が50%を切っているので、使うべきではありません。
でも2012年までは30pips以内でやれば勝てるとふんでいました。
出た結果に応じてルールを改訂していくことで、一見、最適解であるトレードルールを出している(改善している)ように思っていましたが
それは間違いです。
出た結果に都合の良いルールに改訂し続けていれば、その時々に応じたいい結果はでるかもしれませんが、長期にわたって信頼できるトレード手法が完成するとは思えません。
2014年の検証途中ではありますが、このまま進めていっても意味がないのでやめます。
はらみ足手法20pips以下制限ルールにおいては
損益比率0.8%、勝率71%ならバルサラの破産確率においても1.3%と、それなりの結果は出ています。
でも根本的な問題として、僕自身が分かっていないんです。
はらみ足手法がなぜ勝てるのか?
どういう原理があるのか?
相場の値動きの真実を証明することはできないにしても、自分の中に仮説なしでは、その方法論が正しいと思う根拠すら説明できません。
僕には「はらみ足手法」がどうして勝てるのか分からないまま検証を続けていました。
出た結果に後付け説明をして。
いつかこの手法の正しさを説明できる時まで、このトレード手法は使うのをやめます。
再出発
今まで約1年間、このブログに書いたトレード手法は
1、ボルマンのパターンブレイク
2、パターンブレイクに200EMAを使う
3、ブレイク後の試し
4、はらみ足
と推移してきました。
いずれの手法も、「エントリーサイン」に特化したもので、上位足の状況を確認していません。
環境認識をしないと勝つのは難しいのではないか?
という考えはあったものの、環境認識という難しそうなものを避けて
どうにか簡単な「サイン」でトレードを簡素化できないか?
と模索し続けてきましたが、やっぱりだめでした。
トレードを諦めるということではありません。
ようやく確信が持てました。
環境認識なしでエントリーサインを追い求めていても、トレードでは勝てない。
勝つためには、環境認識が必要だ。