35歳サラリーマン
兼業FXトレーダーのヒョウゴです。
5分足トレード手法の検証を進めていきます。
トレード手法はこちら↓
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【FXブレイクアウト手法】ボブ・ボルマンのパターンブレイク手法のやり方
35歳サラリーマン 兼業FXトレーダーのヒョウゴです。 自分のトレード手法を確立するために、フォレックステスター3を使っていきます。 基本となるのは、ボブ・ボルマンのパター ...
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FXトレード手法の検証
検証ソフト:フォレックステスター3
通貨ペア:米ドル/円
時期:2017年11月
5分足チャートテクニカル表示設定
25EMA(黄)
300EMA(緑)・・・1時間足の25EMA
1時間足チャートテクニカル表示設定
25EMA(緑)
100EMA(紫)・・・4時間足の25EMA
月間成績(検証トレード)
2017年11月はセットアップ形成途中で一気に値が動くなどして、見送るトレードが多かったです。
途中、10日ほどトレードチャンスがない場面もあり
「現実だとこういう待っている期間、トレードができない時に、無駄なエントリーで損切りしているんだなぁ」
と思い返すこともありました。
改めて、早送りができるFT3で完勝しない限りは、現実で勝ち切ることは難しいと思いました。
FX検証トレード1
<5分足チャート>
セットアップ:パターンブレイク
結果:勝ち(+17.7pips)
ボックスを形成し、ダマシの安値をつけて、逆三尊が完成。
揉み合った後のブレイクアウトでエントリー。
FX検証トレード2
<5分足チャート>
セットアップ:パターンブレイク
結果:勝ち(+34.5pips)
先程のトレード同様に、ボックスパターンからのダマシの安値、揉み合いの先のブレイクアウトでロング。
仕掛けた直後に上昇した後は、クラスター(黄枠)を再度試しに落ちてきました。
ギリギリ損切にひっかることなく再上昇。
5分足のトレンド波として捉え、最後の押し安値から30pips以上伸びたので、反転したところで決済です。
FX検証トレード3
セットアップ:パターンブレイクプルバック
結果:負け(-11pips)
パターンをボックスと認識。
ボックス下部の揉み合い(クラスター形成)からのブレイクアウト。
揉み合った箇所(黄枠)を試した後の反転で売りエントリーし、安値を切り上げながら反転してきたので、損切りです。
はらみの中のセットアップは見送って損切り回避
<5分足チャート>
前回の検証でも出てきたパターンです。
下降波(青点線)のはらみの中で、セットアップを形成。
はらみの中では、上限と下限から売買圧力がかかるので、中心のボックスを抜けた後にも上下に浮動します。
そのため、はらみの外に出る前トレードは見送るべきです。
未完成なセットアップではトレードしない
<5分足チャート>
今回の検証月は、上のチャートのように、セットアップが完成する前に動きだすことが多かったです。
仕掛けられない状況が続くと、無理矢理にでもトレードしたくなります。
僕の場合は、水平な枠でトレードすると決めているのに、ついつい斜めの線を引いて、仕掛ける理由を探していました。
完成したセットアップだけでトレードしたら勝てる。
未完成なセットアップを追いかけだしたら負ける。
検証トレードを重ねて、体に徹底的に覚えさせます!
FX検証トレード4
<5分足チャート>
セットアップ:パターンブレイクプルバック
結果:勝ち(+27.5pips)
ボックスパターンを形成し、ボックス下部でクラスターができた(黄枠)。
ブレイク後の試しで反転したので、売りエントリーし、5分足の最後の戻り高値から30pips以上伸びた先で決済です。
未完成なセットアップでトレードすると負ける
トレードを見送った箇所です。
ボックスパターンを形成し、売りを狙っていました。
ダマシのないパターンなので、仕掛けるならばブレイクアウトについていかずに、ブレイク後の試しを待ちます。
今回見送た箇所、ボックスのブレイクアウトで下がる値動きを追いかけていたら、その後のプルバックで損切になっています。
完成したセットアップだけでトレードする。
セットアップが完成するまで待ち続ける。
トレード手法どおりのことだけをやる。
勝つためには特別な知識や技が必要なのではなく、こんな当たり前のことをやるだけでいいいのかもしれません
FX検証トレード5
<5分足チャート>
セットアップ:パターンブレイクプルバック
結果:勝ち(+8pips)
ボックスパターンを形成し、ボックス内にクラスターがあり(黄枠)、ボックスを上ブレイクしたことで、5分足300EMAを上抜きました。
※5分足300EMA=1時間足25EMA
ローソク足が300EMAの上に浮上したので、買いトレードが可能になり、ブレイク後の試しを待ってロングです。
<1時間足チャート>
先程の買いポジションを長く保有したのですが、そんなに上昇しませんでした。
このトレードの位置を1時間足で見ると、大きな下降トレンドの途中です。
このように上位足のチャートを見ると、そら上には行きにくいだろ!と思えます。
短期的な5分足トレードでは、下降からの上昇反転ですが、長い目で見るとまだまだ売り圧力が強いことが分かります。
FX検証トレード6
<5分足チャート>
セットアップ:パターンブレイクプルバック
結果:負け(‐12.5pips)
ボックス内の黄色枠をクラスターと認識し、ブレイク後の試しでロングしました。
結果は、損切りです。
ボックス全体(白枠)のサイズに比べると、クラスター(黄枠)のサイズが小さく、支えるには頼りない感じがします。
このサイズ感の見誤りが敗戦要因だと考えます。
FX検証トレード7
<5分足チャート>
セットアップ:パターンブレイクプルバック
ボックス内にクラスターを形成。
今回は、「ボックス全体のサイズ(白枠)」と「クラスターのサイズ(黄枠)」のバランスがとれているといえます。
ボックス上ブレイク後、プルバックがクラスターを試して反転したところで、ロングエントリー。
<エントリー後 5分足チャート>
順調に上昇した後、5分足の最後の押し安値から30pips以上伸びた先の反転で決済。
結果:勝ち(+42.6pips)
<1時間足チャート>
エントリーした箇所が黄色矢印(下)
決済した箇所が黄色矢印(上)
エントリー位置は、1時間足100EMA(4時間足25EMA)を上に抜いた後です。
4時間足の25EMAを上抜いている
4時間足の下降トレンド最後の戻り高値(表記していない)も超えている
これも買いトレードをするうえで、良い条件と言えます。
【FX5分足トレード手法まとめ】
・セットアップが完成してからトレードする
・未完成なセットアップは見送る
・当たり前のことをやり続ける