FXで大勢が負ける理由
FXが難しい理由は何か?
なんで5年、10年やっても、負ける人は負け続けるのか?
たいていのことは、経験を積めば、それなりにできるようになります。
でもFXの世界では
負けてる人は、ずっと負けたままで去っていく。
その理由を、自分の経験を踏まえて考えてみました。
FXが難しい理由
FXが難しい理由は
値動きを「波」として捉えた場合に
「波」の認識のズレ
にあると考えられます。
チャートにラインを描写して値動きの波を認識する、テクニカルトレード全般に言えることだと思います。
この「波」の認識のズレは
勝ち組の人、優れた教材から、FXのやり方・トレード手法を教わったとしても
『コーチ』と『受講生』の間で、波の認識の違いがあるのはもちろんのこと
受講生自身の内部でも波の認識の違いが存在します。
波の認識のズレとは、値動きの波のサイズ認識の違いや
コーチには、調整波(プルバック・フラッグ・ペナント)に見えている部分が
受講生には、推進波(スイング・ポール)に見えていること。
つまり
①教える人(外部)コーチ と 本人(内部)トレーダー で認識のズレ
②本人(内部)が頭で考えているトレード と 実際のトレード での認識のズレ
の2段階のズレが生じている。
特に
②のトレーダー自身の内部の認識のズレに関しては
何がズレているのか(どういう認識の違いがあるのか)
が、本人にしか分かりません。
FXで勝てない理由
波の認識のズレには
①外部と内部のズレ
②内部でのズレ
の2段階があります。
<波の認識がズレていると勝てない理由>
トレンドフォローのトレードをしようと考えていても
プルバックで押し目買いや戻り売りをしようと思っているのに
スイング本体を追いかけてしまい、トレンドの途中にある妥当なプルバックで損切になってしまったり。
波のサイズ認識にズレがあると
妥当な損切の値幅も設定できずに、損切り貧乏になってしまったり。
プルバックで仕掛けようと考えていたら、いつまでたっても本人がプルバックだと認識できる適切な波が現れなかったりします。
FXで勝てない人がやる一番多いことは
外部(優れた本を探す、ネットでトレード手法を探す、優れたコーチを求める)に答えを求めること
です。
これでは、永久に①外部と内部のズレ
が修正されることなく
さらには②内部でのズレ
も解消されることがなく、さらに複雑なズレを生じることになります。
だから、大勢がFXで負け続けるのだと考えられます。
負けてる大勢は、外部に答えを求めるから。
FXで勝てるようになるためには、自分自身に最適な答えを求めるべきだと思います。
僕は、まだ、勝ち組だと言える位置ではありません。
でも、少しずつ勝ちトレードを積み重ねていく中で、この記事に書いていることを考えました。
自分が負けてる原因は何か?
自分が勝てる根拠は何か?
自分自身で考える力があれば、絶対前に進める。