36歳サラリーマン
兼業FXトレーダーのヒョウゴです。
前回のフォレックステスター検証で崩壊した「はらみ足手法」ですが、手法ルールを改訂することで持ち直すことができました。
はらみ足手法のルール改訂
前回の検証トレードで、1年間の合計成績がマイナスに沈みました。
自分が「はらみ足手法」で揃えたルールが適切なのか?
改めて見直すことにしました。
<ルール改訂>
〇継続するルール
〇はらみ足(親)は、ローソク実体がメインであること。
〇はらみ足(子)のローソク実体は、はらみ足(親)のローソク実体の半分以下であること。
〇はらみ足のセットアップの値幅は30pips以内であること。
×やめるルール
×はらみ足のセットアップ形成前は、ローソク足数本が小さく、上下の値動きが少ないこと。
×一方に進みすぎている先に形成されたセットアップは見送ること。
自分の裁量で判断していることが、プラスになっているのか?
もしからしたら、自分の裁量判断こそ、手法の成績安定を妨げているのではないか?
手法には自分の感覚を言語化(明確化)できているか、もしくは排除することが望ましいと思っています。
2013年の相場で再検証
前項のルール改訂を適用して、再度検証してみました。
結果がこちらです。
今まで見送っていたセットアップを含むトレードになるので、今までよりもトレード回数は増加します。
114戦66勝48敗
勝率 57%
98pips(29,400円)
最大3万通貨でトレードしているので、証拠金を20万円と仮定した場合、年利は14.7%です。
勝率の低さが気になります。
完全復活とは言えませんが、ルールを改訂したことで同じ手法でもプラスに浮上しました。
そしてはらみ足手法において、もう一つ大事なことがあります。
それは高勝率を活かすために、セットアップの値幅に応じて、取引枚数を変動させることです。
(以前は30pipsまでを3万通貨、31~40pipsを2万通貨、41~60pipsを1万通貨など)
現状のセットアップ値幅30pips以内のルールがあるので
仮に「0~20pipsを3万通貨」、「21~30pipsを2万通貨」にしてみようと計算したところ
現状の全トレード3万通貨よりも、好成績になりました。
この結果が意味することは、「21~30pipsのセットアップ」の成績が悪いということです。
もう一度、値幅管理も見直してみます。
トレード手法と値幅管理
今までは「0~30pips」の値幅は、まとめて勝率を出していましたが変更します。
「0~20pips」「21~30pips」で細分化して勝率を算出。
<セットアップ値幅ごとの勝率調査>
そもそもルール改訂をしたのが2013年検証からなので、上の調査が信頼できるものだとはまだ言えません。
2014年以降は、2013年検証と同様のルールでトレードを重ねて、信頼できるデータに仕上げていきます。
(ルール改訂があったので、一旦2013年を1年目として表を作り変えます。)
値幅ごとの勝率を見ると、20pips以内のセットアップに限定したほうが良さそうです。
<セットアップを20pips以内に制限>
これが2013年だけの特殊な結果なのか、2014年以降の検証を通して判断します。
このトレード手法では、自分の裁量判断を除いて機械的に行いたいので
上位足の環境認識
というフィルターは使わないようにします。
まずは、「0~20pipsの値幅でルールに適合するセットアップ」に限定してトレードします。
※検証では21~30pipsの値幅のセットアップでもトレードして、判断材料にします。
これが最適解ならいいのだが・・・。